Question

巣箱の設置場所をみかん畑やお茶畑の近くを考えています。ただ、両方とも年に何回かの消毒作業があるため、どう対応したらよいか教えてください。

Answer 1

私は柑橘農家です

巣箱近くの農薬散布は、暗くなりかけて、ビニールを巣箱にかけて、

巣箱側から外に向かって散布してます

巣箱近くは、イチゴの技術員に相談して、蜜蜂に影響少ないものを選んでます

基本的に、柑橘は「蜜蜂に来て欲しくない」品種が多いので、

柑橘農家は蜜蜂に無頓着です

ご自分の畑でないなら、柑橘園地は避けられたほうがいいと思います

Comments

ひろぼーさん

すみません横から、質問よろしいでしょうか？

柑橘で、ミツバチを好まない理由は何でしょうか、初めて聞きましたので。

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基本的に今の品種は、

「種がない」ことを好まれます

きちんと隔離すれば種がない実がなります

蜜蜂が入ると、受粉して種ができる品種もありますので、ハウスに蜜蜂を入れたくありません

さらに、蜜蜂は柑橘の蜜を吸うときに、子房(花の奥にある小さい実)に引っ掻き傷を作ります

蜜蜂の小さい爪ですが、果実が成長すると、すごく大きな傷になって、ひどい時は商品価値が10分の1まで下がってしまいます

もちろん、文旦のように、受粉したほうが大きくなる品種もあります

これは「種無しに特化した柑橘」に言えることです

ただ、温州みかんは、受粉してもほとんど種ができない「雌性不全」のため、

実の傷を気にされないなら、蜜源にいいと思います

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ひろぼーさん

種無しに特化した柑橘だったのですね、ハウス栽培なのでしょかね。

大きな傷、について、昔聞いたことがあります、営農指導でそのような指導があったと、後に誤認と訂正があったのですが、印象が強く残っているのではないでしょうか。

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ミツバチ研究所さん

私は、30数年前に、果樹試験場の研修生でした

ポット栽培のみかんの木を蜜蜂のいる網室に入れたものと、

蜜蜂を含む訪花昆虫が来ない密閉空間で栽培されたものの比較研究結果を見ました

また、私の父は

「蜜蜂が多く見える年は、みかんのキズが多い」との経験も語ってました

これが誤報との研究結果は、少なくとも私は目にしてません

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九州病害虫研究会報

ウンシュウミカン幼果期におけるカメムシ類の多飛来による果実被害

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/111/11114801538371500043.jpeg"]

こんな感じですか、清見に多く被害か見られるみたいですね。

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検索結果

ウェブ検索結果

www.jstage.jst.go.jp › article › kapps1958 › _pdf

柑橘類の訪花昆虫相― 傷害果 との関係について - J-Stage

こちらの方がより分かりやすいと思います。

現在は、このような理解が正しいと思います。

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ミツバチ研究所さん

貼っていただきありがとうございます

私のそれに対する知識は、30年以上前のものなので、研究が進んで見解が変わったのかもしれませんね

しかしながら、私を含む柑橘農家は、まだ同じ意識で防除してると思います

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ミツバチ研究所さん

それとは違います

２本か３本の縦のラインです

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ミツバチ研究所さん

論文が、検索できません(T_T)

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ひろぼーさん

www.jstage.jst.go.jp

ページ検索

柑橘類の訪花昆虫相― 傷害果 との関係について

サイト内検索

コピペ―、いきなり検索しても出てくると思います

たぶん、勘違い、書き間違え、昔の論文の原稿が分かりませんが、

可能性として（蜂）と記載されていたものを西洋ミツバチ、日本ミツバチと、どこかで誤認解釈があったのかもしれません、（蜂）とは、マルハナバチなのだと思います、花訪回数が必要以上に多く、イチゴ利用でも、傷になり、販売できないものになります。

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ひろぼーさん

抜粋しました。

詳しく載っています。

3.ヨ ー ロッパ ミツバチの訪花 と外傷 との関係

温州 ミカン38園 の うち35園 におい て,ミ ツバチの10

分間の 目撃個体数 を調べ たが,第5表 にみ られ るよ う

に全有傷果の割合 との相関関係 はみ られ なかった(r

=0.213).ま た,果 実表面 の傷の うち,原 因の明 らか

でない傷につい ても,ミ ツバチの 目撃 数との間には相

関関係 はみ られ なか った.さ らに,個 々の花 につい て

ミツバチの訪花回数 と有傷果 との関係 をみ たが,第4

表 に示す よ うに,ミ ツバチ訪花区 と無訪花区 との間 に

は有傷果の割合 を比べ てもまった く差はみ られ ない.

訪花区内 におい て も,訪 花回数 と有傷果 との間の相関

は認 められ なか った.ま た,ミ ツバチの訪花の際の行

動 をみ ると,前 脚はお しべ,ま たは花弁上 におかれ,

中 ・後脚 はいずれ も花弁上 におかれ てい る.1匹 の求

蜜時間 は,500例 の観察 では2.1～48.3秒(平 均10.7

秒)で,こ の間,ミ ツバチ の体 はほ とんど動 くこ とな

く,ま た4例 だけが前脚が花糸 内に挿入 された.こ の

4例 につい て,前 脚 による子房 の付傷 について顕微鏡

下 で精査 したが子房上 に傷 はみ られなかった

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ミツバチ研究所さん

この論文は、私が研修生時代より古いものですが、

私の代の試験年報が探せませんので、傷についての反論はいたしません

しかしながら、「受粉させたくない」のは確かですので、

「ハウスに蜜蜂を入れたくない」栽培は続くだろうと思います

Answer 2

tototoも梨園の隣の小屋でなるべく農薬がかからない所で飼育しています。

最初は、年に20回程度のスピードスプレーでの消毒をしますので、すごく心配していましたが、あまり消毒の影響はないようです。

果樹園で梨の花が咲くころには消毒はしないようです。

おまけに、9月には隣の1反にレンゲの種を撒くために除草剤をしました。

小屋の裏側には梨の木があり、年に20回ほどは消毒はしています。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/137/13732277639216157482.jpeg"]

Answer 3

消毒がかからない所が理想ですが　場所的な問題も有り難しいと思います

私も近くに梨畑が有るのですが　消毒の影響は　そんなに無いと　思います

ヘリコプターの空中散布時期は　巣箱の巣門を閉じて対応しています

農家さんに消毒の時期とか　確認出来る事が出来れば良いですね♪