3日前に切り株の待ち箱に自然入居したと期待された群は残念ながら無王群であることが判りました。残された蜂たちは依然として外壁にへばりついていますが、3日間で蜂球が半減して行きました。当初はラグビーボールくらいあった蜂球は本日は握り拳1個分くらいです。一体どこに消えて行くのか謎でした。
しかしその代わり、50メートル離れた2個目の待ち箱に本日入居を確認いたしました。(花粉搬入)この入居が切り株未入居群と関連があるのか考えております。本日入居した待ち箱にはキンリョウヘン、ルアーなどは付けていませんでした。山の斜面の西側に回ったところで、方位も雰囲気も違う場所です。切り株のキンリョウヘンに大きな蜂球を作っていたその時、西側の斜面待ち箱にはすでに探索が来ており、別の群と判断していました。結局、切り株キンリョウヘンに蜂球を作った群には女王さまはいなかったから群は巣箱に入らなかった。
そこで私が妄想したシナリオはこうです。
探索蜂が2箇所の候補地を元巣でプレゼンテーションし、2箇所のどちらにするか曖昧な状態で群は元巣を発出、当日は風速9メートル、蜂雲は風に煽られて分散してしまい、途中で先に差し掛かった西側斜面待ち箱に女王さまが少ない家来を従えて緊急避難的に辿り着いて入居、多くの蜂たちは予定していた東側切り株待ち箱に到着、そうなってしまったのは、多くの老齢働き蜂の誘導と切り株に設置されていたキンリョウヘンのパワーに惑わされたのではないか。
女王さまがいないことに気づき、探索蜂は女王の捜索を開始、西側斜面に女王が無事でいることが判明、尾根を超えて少しずつ移動・・・・こんなことがあるでしょうか?
堂谷津の里に設置した待ち箱は全部で3個、結果的に西側に入居しましたが、青で書かれた待ち箱にキンリョウヘンを移動したところ、早速探索蜂が来ています。この探索蜂は別の群のはずで、明日以降にどうなるのか気になります。また、結局入居しなかった切り株(赤)に少数の蜂が残っていたら、西側の群に運んで合同させようと考えています。そして切り株には新たにフォアゴットンフルーツを設置する予定です。
斜面を下った下に広がる水田からはアカガエルの大合唱が聞こえます。動画にも録音されています。