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ニホンミツバチ
ピザ窯の悲しい採蜜。。。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
初めまして。名前の最後に「さん」はいりません。打つのが大変だから「はっちゃんさっちゃん」でお願いします。6年目の初心者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿日:2017 12/30 , 閲覧 1,138

年末に仕事が立て込んで、ピザ窯の最後の日誌をなかなか書けませんでした。今現在も仕事はまだ終わってはいないのですがちょっと気晴らしに採蜜の模様を。。。

カメラを奥に突っ込んで最後に残ったピンポン球くらいの蜂球を撮影していたのですが、ある日から数が減らなくなって、動画で撮ってみたら誰も動いてなかったので、全滅したと判断し、手前の巣板から外していくことにしました。ゴーストタウンのようになった蜂の巣を撤去するのは本当に寂しい感じがしました。本当だったらたくさんのはっちゃんが乱舞するのかもしれないなと思いながらの作業でしたが、初めての採蜜をゆっくりできたのは良かったです。天井の接着部分にナイフを入れ前後に動かしても取れなかったので二番目の巣板との境界にも下からナイフを入れてみたら巣の蜜蓋を切ってしまい蜜が垂れてきて焦りました。やっと外してみたら隣の巣板とも複雑な形状で繋がっていました。まだ育児にも使われずに貯蜜だけされた巣脾は白くて汚れがないものに見えました。次の板、次の板も、どこかで隣の巣板と繋がっていたりしたから、一枚の巣板を綺麗に外すことができなくて、途中で折れる度に蜜が流れ、なんだかめちゃくちゃになってしまいました。だんだん奥に行くに従って色が汚くなって行き、3枚目の板と4枚目の板の隙間にスムシが確認されて、そのスムシはもう繭を作りかけていました。糸を身体の周りにたくさん吐いて外敵から身を守っているように見えました。蜜で手がギトギトだったので、とりあえずスムシの事は気にせず巣板を撤去して行きました。窯の間口が広いので巣板は天井と左の壁だけを頼りに固定してありました。左右の間口が狭ければ3辺で固定しただろうから、巣板と巣板を中程でくっつける構造にはしなかったのではないかと感じました。窯内部の間口は48センチですので、もう少し狭ければ右側の壁も頼りに作るから、巣板と巣板を接合する必要がなくなり、巣板を綺麗に取り外すことが可能だと感じました。では何センチの間口以上で接合が始まるのかはわかりません。重箱式の内のりは25センチくらい?でしょうから、十分な狭さですよね。見て気がついたのは、蜜蓋がされた部分にはスムシは入っておらず、育児された後の空の巣脾のエリアが集中的に食害されていました。芋虫状のスムシが巣をかじって進むときに、蜜が流れ出て来ると厄介なことになるのかなと思いました。だからスムシに食われた部分と蜜のある部分は比較的エリアが別れていましたので、後から貯蜜部分だけを分けることが可能であるということがわかってホッとしました。不思議だったのは、これだけ食い荒らされている割にはスムシの姿が少ないということでした。半分をすぎたあたりから巣板と巣板の隙間、天井に近いところの蜜蓋がされた隙間に繭を作ったスムシが目立ち始め、繭は頑丈でしたが蜜蝋の部分からは綺麗に剥がすことができました。いよいよ最後の巣板を外したら、最後のはっちゃんたちが小さな球を作って、球になったまま死んでいるのが見えました。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/115/11546615394678127183.jpeg"]

左上の巣板から外します


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/178/17888429974461894142.jpeg"]



[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/059/5939722399818224085.jpeg"]



[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/074/7435232439740260143.jpeg"]



[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/055/5553910734189740474.jpeg"]

食害された部分はボロボロに崩壊。貯蜜部分だけが残る


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/100/10036130498352900188.jpeg"]



[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/121/12182404845933504924.jpeg"]

この写真の中央奥の方に最後の蜂球が見えました。



コメント18件

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2017 12/30

はっちゃんさっちゃんさん、おはようございます(⌒‐⌒)

蜜巣部分の様子がよくわかりました。意外にスムシ害が少なく驚きです~綺麗な純粋蜂蜜が収穫できますね(^-^)

蜂達が健全だったとしても、2枚目までをいただく方法なら影響は無い様に見えましたので、似たシチュエーションでの採取時にとても参考になる記録画像になると考えます。ありがとうございました‼

来季、再び分蜂群がやって来るのを共に楽しみに待ってます。

ピザ窯観察の送迎など色々お世話になりありがとうございました。

それでは、良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします‼

カッツアイ 活動場所:岐阜県
投稿日:2017 12/30

はっちゃんさっちゃんさん、おはようございます。
大変なレポート良く判りました,採蜜も出来たようで良かったですね。

先日もアカリンダニ症に対して何が一番効果があるのだろうかと、蜂友のアカリンダニ症の被害対策にいろいろと考えましたそして情報も得ました。
情報の一番は、濃厚なメントールを吹きかけると効果があるとの情報を得ました、
今から、メントールをガス化する装置とそのガスを送り込む装置を一体化して、取り組みたいと思っています。
来年はまた分蜂群がやって来て入居してくれるでしょう。
来年を楽しみにしています。
後1日で新年を迎えます。よき年を迎えられ、来年も宜しくお願いします。

しょうじきG 活動場所:千葉県
投稿日:2017 12/30

はっちゃんさっちゃん 。来年も日本ミツバチと仲良しになりますか?。来春のための巣箱作りの準備の時期です。新たな感動を求め準備しましょう。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2017 12/30

ハッチ@宮崎 さま

こちらこそ、本当にお世話になりました。

そうですね。手前の2〜3枚を頂くことができればと思っているのですが、育児されている場合にどうやってそのエリアを元に戻すかが難しい問題です。

この後問題のスムシの全貌が明らかになるのですが、自然というものの驚異と神秘、畏敬の念すら感じます。みんな一生懸命に生きていますね。来年もどうぞよろしくお願いいたします!

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2017 12/30

カッツアイ さま

大変お世話になりました。いつもコメントをいただきまして心強かったです。

メントールをガス化する装置、、、電気の力を使えばできるのかもしれませんね。ヒヨコなどを保温する小さなカーペットみたいなやつがありますが、そういうものを下に敷けばホカホカになるかもですね。空気の循環は電池式のアースノーマットでしょうか。パソコン用のファンは小さくて静かですけどヒヨコカーペットもファンも電源が必要。。。あ、防寒対策でジャンパーの背中や腰に電池式で温める装置が付いたものをどこかで見たような、、、ハチが生み出す温度で全てできるのが一番手間がいらないのでしょうけど、乾電池1個で1ヶ月くらい連続運転できる装置を開発できたら売れるかもしれませんね!

来年もどうぞよろしくお願いいたします!

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2017 12/30

Masanao Kodama さま

ご無沙汰しております。はい!もちろん来年も頑張ります!そうなんですよね。材料は揃えてあるのですが仕事が忙しくてなかなかできない状況です。

来年もどうぞよろしくお願いいたします!

カッツアイ 活動場所:岐阜県
投稿日:2017 12/30

はっちゃんさっちゃんこんにちは。私の蜂友のあの元気のよかった重箱群がアカリンダニで崩壊です、でも1km離れた美濃姫群は、今の処大丈夫みたいです。そうですね、ウサギのホットカーペットでガス化し小さなフアンで送る装置を考えています。電池は考えません。もしアカリンダニ症の箱が在ったら約1週間んで治療していヵ月くらいの観察で2か月で元に戻せそうです。
蟻酸より効果があるように聞いています。


はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2017 12/30

え〜〜ギ酸よりも効果があるのですか!多くの方々のご意見だとギ酸派が多いように感じていました。蟻酸→蟻の酸っぱい匂い→蜂は蟻と近い、、、というイメージもありました。それから、私がピザ窯で煙突下のダンパー部でメントールを設置したところ、それまでびっしり取り付いていたハチたちがピタリといなくなりましたので、やはりメントールの匂いは嫌いなのかなと思いました。(同じ条件で蟻酸をダンパー部に設置する実験はしなかったので、蟻酸でもハチは逃げたかもしれませんが)

私は蟻酸は巣門からステンレス板をくぐって巣に向かうところに設置したのですが、例えば蟻酸やメントールがドライアイスの煙だと仮定して、床に沈殿している様子をイメージすると、ハチが羽ばたくだけである程度ドライアイスの煙は舞い上がり、容積の約半分くらいの下の方はガスが効いている気がして、それと巣門から入って来る吸気に押されて舞い上がる分もあると感じてそのようにしました。(ピザ窯は天井に設置できなかったので仕方なくでしたが)ただ、9月末〜10月初旬に亡くなった女王様は、常時上の方にいて、働き蜂のように1日に何度もガスの濃い空間を通過していなかったので、それで感染してしまったのかもしれないと感じています。やはり巣箱の最上部にそのような薬剤が設置されて、徐々にガスが降り注ぐのが一番理想だと感じています。

ゴンパパ 活動場所:島根県
投稿日:2017 12/30

結果的には残念でしたが沢山の貴重な体験、情報を得られたと思います。
毎回のレポートで非常に詳しく状況を教えて頂き、大変勉強になりました。
来春の分蜂シーズンには素晴らしい営巣場所として選んでくれるでしょう。来シーズンが楽しみですね。

カッツアイ 活動場所:岐阜県
投稿日:2017 12/30

はっちゃんさっちゃん こんにちは。
当初私も予防はメントール、治療はギ酸と決め込んでいました
事例を確認しました、
蟻酸を一ヵ月処方し効果なしと判断しメントールをウサギのカーペットで蒸散させそれをパイプに沢山の穴をあけ送風した結果、1週間でアカリンダニがいなくなったとの情報を聞きました。それは良く判りません。
 ギ酸を1か月それからメントールを一週間かもしれません、実積を出したいと思います。

tamari- 活動場所:埼玉県入間市
投稿日:2017 12/30

はっちゃん さっちゃん の詳しい記事を 貴殿のお気持ちを察しながら その現場を見ているつもりでゆっくり読みました。

それは、私の第一群が玉砕したときのことを 思い出し乍ら 状況は違うものの 心境は同じようなものであろうと感じたからです。

それは、お互いに たかが蜜蜂という心境では決してないからでしょう。涙こそ出さないものの、妻にさえ分からない悲しく沈んだ気持ちで 護ってやれなくて ご ごめんねー と周りに誰もいない蜂場のたそがれどきに 本当に声をだして蜂たちの死骸の処理をしたのでした。

11月から PCで仕事を 朝⒌時ごろは起きて開拓して夜も遅くまでとりくんでいて、こうした時間は また別の人生の大切な一部となりました。

それでも 蜜蜂はかわいい この気持ちで来年はすぐそこですが やるだけの事はやりましょう。希望の金稜辺は 15鉢中 12鉢は希望の兆候があります。はっちゃんさっちゃん みなさん また来年もよろしくご指導をお願い致します。tamari

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2017 12/31

ゴンパパさま

たくさんのアドバイスと励ましのお言葉をいただきありがとうございました。キンリョウヘンも今の所枯れてないです!つい過保護になってしまうのですが、対馬から送られたものでしたので、千葉の寒さに慣れるまではこのくらいでも良いのかなと思っております。年が明けたら1ヶ月くらい軒下に出し、(今は日中は日向に出して夜は物置に取り込んでいます)2月に入ったら風呂場の湿度が高くて窓際の場所に置き、3月でさらに暖かい場所に移動するつもりです。

それでは、良いお年をお迎えください!

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2017 12/31

カッツアイ さま

様々な試行錯誤をされて、有効なやり方を確立できたらどんなにか素晴らしいでしょう。ぜひ結果を拝見させてください!楽しみにしております。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2017 12/31

tamari-さま

これまでもたくさんのご指導と励ましの言葉をいただき、本当にありがとうございました。今年の経験で私が一番強く感じたことは、「これ、、、蜂を飼う人がみんな感じることなんだよね!?なんて過酷な趣味だよ!」と思いました。中途半端な覚悟ではできないと思いました。それと、ミツバチだけではなく、全ての生き物が必死で行きていると言うこと、そして豊かな自然環境が必要不可欠であることにも気づきました。要するに、我が家から少なくとも半径2キロ圏内の自然環境の情報収拾をしてくれる生き物、、、と言うことですよね。自分がどんなところで生活しているのか、ハチたちが教えてくれる。素晴らしいことと思います。

キンリョウヘン、、15鉢もあるんですか!ハチ飼いさんたちはみんなそんな感じになっていくのでしょうね。私も少しずつ増やしたいです。「希望」良い言葉ですね。来年もどうぞよろしくお願いいたします!

小山 活動場所:京都府
投稿日:2017 12/31

京都では2009年の秋から、ピザ窯の群れのような群れが続発して、全ての原因を農薬の影響と思っていました。

しかし、2011年頃にアカリンダニ感染が報告され、自群れからもサンプルを採集して、検査を依頼すると多くの群れから見つかりました。

アカリンダニにメントールが効果があると言う報告があり、2,015年から全ての群れにメントールを入れ、入れる方法を色々試しました。

お陰様で今年は京都府内では、感染群れはほぼなくなりました。

来年からは、感染が始まる以前のように、元気なニホンミツバチが飛び回ることを夢見ています。

現在も感染が収束していない地域があり、感染の報告もたくさん寄せられています、1日も早く国内から報告がないようになることを祈っています。

ピザ窯にも来春また入ると良いですね と言いたい所ですが、採蜜が希望なら出来れば管理のし易い巣箱で捕獲して、見守っていただきたいと思います。

良い年をお迎えください。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2018 1/3

小山さま

あけましておめでとうございます。

小山さんのおっしゃる通りだと思っています。ピザ窯の女王様もきっとアカリンダニにやられたんだと。前田先生の検査の結果では活発に働いていた働きバチでは寄生率0パーセントでしたが、徘徊ハチと子捨てハチでは寄生率37、5パーセントでした。外勤バチではなく、巣の奥の方にいるハチの感染率が高かったので、蟻酸が届いていなかったのだと感じましたが、ピザ窯では天井から降り注ぐように設置できる構造でないので、なんとかしなきゃと思っています。また現在、管理しやすい巣箱の製作も行なっています。今年もどうぞよろしくお願いいたします!

カッツアイ 活動場所:岐阜県
投稿日:2018 1/3

はっちゃんさっちゃんさっちゃんおめでとうございます
私は炉の天井に60~90Φのパイプを装着するとそこから適応したガスを送れるのではないかと思います。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2018 1/3

カッツアイさま

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

はい。できるかどうかわからないのですが、今の所は天井に15センチ角くらいの大きな穴を開けて金網で仕切って投薬部屋を作りたいと思っています。もしくはさらに高くして、盛り上げ巣のスペースまで作ってその上が投薬部屋になってるとか!昨年の感じを見ていると左奥から作っていく感じでしたので、左奥の上に作れたら良いなと。みんなが元気でも女王様が感染したら元も子もないですからね。

「元も子もない」→女王も子もない?

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