我が家の周辺では最近ニホンミツバチの訪花を見ることがほとんどありません.蔵の床下に営巣した自然巣が近くにあるのですが,訪花先は不明のままです.
ニホンミツバチを求めて近場を回ってみました.営巣場所から南西へ200m程離れた地点で,ヤブカラシの花を訪れる数頭のニホンミツバチを観察することができました.
ヤブカラシの花は花の皿のようになった部分(花盤)から蜜が出るので,この時期の良い吸蜜源になっており,さまざまなハチやチョウ,ハナアブなどが訪れます.
ヤブガラシは3倍体の個体が多くて実がなりませんが,この個体は4倍体で緑色の実がなっていますが,秋になると黒く熟します.