早朝、墓地掃除から帰った妻が「近くの畑でミツバチの羽音がする」とのこと。詳しく聞くとニラ畑の収穫後に肥料用として栽培している背の高い植物に大勢行っているらしく、庭の巣箱を見るとクリーム色の花粉を沢山運び込んでいました。花粉にしばらく困らないと喜んだのもつかの間、昼に行ってみると刈り倒された後でトラクターが引き上げて行くところでした。
あとで聞くとソルゴーという緑肥植物でした。数日後また同じ花粉を運び込んでいたので少し離れた場所のソルゴーをみつけたようです。
振り返えれば1ヶ月前にもクリーム色の花粉を運んでいましたがそれは飼料用トウモロコシの花粉時期と合致します。
地域的に食料用と飼料用の作付けは半分半分ですが、食用は相当な量の薬剤を撒きます。そうしないとトウモロコシ専属の虫のえじきになり、店頭に並べることはできなくなります。それに対して緑肥や飼料用作物は農薬の必要はありません。
水稲もそうですが、よく考えると人間は農薬で育てられたものを食べ、牛は完全無農薬で然も発酵管理されたバランス栄養食ということになります。
ミツバチは農薬が使用されていないものを選択しているようです。
花粉いっぱいのソルゴー
緑肥として
トウモロコシのホールクロップサイレージ