以下の新聞記事ように、調査項目も多種多様だったようですが、
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20201111/KT201110FTI090011000.php
記事からは、各気象台に生物季節観測の種目について、お任せだったように推測されます。
今後は、6種目に絞りこまれるようです。
以下は気象庁の公式文書「生物季節観測の種目・現象の変更について」中の、その理由です。
【「近年は気象台・測候所周辺の生物の生態環境が変化しており、植物季節観測においては適切な場所に標本木を確保することが難しくなってきています。また、動物季節観測においては対象を見つけることが困難となってきています。
このため、気候の長期変化(地球温暖化等)及び一年を通じた季節変化やその遅れ進みを全国的に把握することに適した代表的な種目・現象を継続し、その他は廃止することとします。ついては、生物季節観測は、令和 3 年 1 月より次の 6種目 9 現象を対象とします。
〇 あじさいの開花
〇 いちょうの黄葉・落葉
〇 うめの開花
〇 かえでの紅葉・落葉
〇 さくらの開花・満開
〇 すすきの開花」】
理由はどうあれ、長く続いたものが無くなるのは、さびしいかぎりで、残念です。
タンポポも、指標植物の一つだったようです。本日も咲いています。