投稿日:2021/3/2 15:17
いよいよ2021シーズンがやってきます。
これから始める初心者の方々へ、まだ初心者である私から少ない経験ながらも、お役に立てばと思い事例を報告させて頂きます。
私は2018年スタートしました。分蜂シーズンは、2年連続捕獲ゼロ。2019年もダメかと諦めていた8月末、逃去群らしいひと群れが入居したのです。シーズンが終わったと思っていただけに、喜び一入でした。
この群は、児出しが続き、消滅するやもと心配しましたが、何とか越冬し勢力も盛り返し2020年5月に初分蜂を迎えました。以下の表はその後の時系列です。小さくて見にくいので若干解説いたします。
4月の態勢: 待ち箱は9箱(内ハイブリッド7箱)、分蜂集合板(寒冷紗)1個。
5月の分蜂: 元箱から2日連続で分蜂し、2群を強制捕獲
5月~7月までの間に、3群がハイブリッド待受箱に自然入居。(うち1群嫁出)
8月に入り、この地では滅多に出ないクマに襲われ、3群が逃去・消滅。
その後も逃去群と思われる群れが待受箱に6群自然入居(ハイブリッド5、ラ式1)
一方、待受から重箱への箱替えの失敗などの逃去、無女王群やアカリンダニでの消滅もあり、3月今日現在3群が残っている状態です。
考察と反省
1 やはり、越冬群が1群でもいることは心強い。
2 待受箱は、少なくとも秋を過ぎるまで設置したまま諦めない。(時々内部掃除を)
3 待ち箱ルアーを使ったが、賞味期限が過ぎたと思っても付けたままおく。アブラゼミの抜け殻がいくつものルアーに付いていました。(笑)
4 桐洞のハイブリッド待ち箱は、効果絶大と感じた。
5 入居して2日経て箱移動したら戻り蜂がでた。(200mと近接距離)近くへの移動はその日か、翌朝までか。
6 ハイブリッド上の重箱から飼養箱への載せ換えは慎重に。2群失敗し逃去してしまった。
逃去で残された巣から蜜蝋は抽出しましたが、まだ、採密の経験はありません。箱は改良してみました。僅かな経験ですが、この1年は、貴重な勉強をさせていただきました。というか慌ただしくも楽しかったです。
これから捕獲しようという方々に参考になればと思い報告させて頂きました。
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nyao
群馬県
昨年、越冬した1群から分蜂捕獲できました。以後、様々な場面を体験中、今年は更なるステップアップを画策しています。
Karuizawa Basicさん コメントありがとうございます。
お隣ですね。こちらには棲息していませんが、エゾハルゼミの鳴く地域は自然豊でいい土地柄ですよね。
昨シーズンは、「堰を切ったような」と表現できるような状況になり、呆けた私の頭では直ぐに記憶が飛んでしまうので記録してみました。
今までの状況から、周囲にこんなにハチ群がいるわけないと思うので、逃去群が日をおいて部屋替え入居しているのかもしれないです。
現に表のA群の9月3日逃去群は、約80m離れたF待受箱に入居中のところを現認できました。蜂さんも良い物件を見つけようと彷徨っているのかも…。
Karuizawa Basicさんのところにも、突然やってきますので、手ぐすね引いて待ち受けましょう。
2021/3/3 02:59
nyao
群馬県
昨年、越冬した1群から分蜂捕獲できました。以後、様々な場面を体験中、今年は更なるステップアップを画策しています。
股火鉢さん こんにちは。コメントありがとうございます。
私は、ハイブリッド丸洞待受箱の上段は深さ15cmの重箱1段だけなのですが、失敗の1例は、入居した上段重箱を取り外す際に、丸洞との接続部分に袴の枠を付けていますが、これが渋くてすんなり重箱が外れずに、無理矢理引き上げたため、反動で持っていた重箱にショックが伝わり、蜂球の一部が落ちてしまいました。小さい巣板ごとでした。慌てて、そっと元に戻し数日様子を見ようとしたのですが、翌日見ると空になっていました。
もう1例は、やはり後半の逃去群が待ち箱に入居した時です。朝まだ薄暗いうちに上段重箱を載せ換えた時です。この時は、前に何度かやっていた時と違って、重箱を外した丸洞の壁一面にビッシリと蜂さんが着いていました。
それでも、重箱3段にセットした飼養箱の巣門に向けて丸洞を立て掛けておくと、残った蜂達も巣門から飼養箱に入って行きましたが、これが以前の同様の作業と違い、付近を飛び回ったり、移動する時間がかかり、モタモタしている感じでした。でも何とか残り蜂も箱に入ったのですが、結果、翌日には逃去していました。何が気に入らなかったかわかりません。
アカリンダニは、強群とごく小さな弱群の2箱が罹患しました。12月になってから下痢便・Kウィング・地面の徘徊・飛べずに地面に落ちてしまうなどの症状が顕著になり、素人判断でもアカリンダニと認めました。
それまで何の予防措置をしていなかったので、慌ててメントールクリスタルをネットで購入し、簀の子上に入れました。購入した結晶粒のままでした。気温が低く昇華しないのでホカロンを下に敷いてみたりもしました。また、ペパーミントの生葉があったので天井部屋一面に入れてもみました。2月には、盗蜜のニホンミツバチが大挙押し寄せていました。抵抗する門番もいませんでした。
当メルマガで蟻酸やアピバールを処方する方法を知りましたが躊躇しました。内検しても底板に死骸がたくさんあり、巣板を下から見ても、簀の子から覗いても蜂の姿が見えませんでした。今では、ひっそりとしており、希に出入りする蜂は、盗蜜の蜂と思われます。今後は、常時メントールを入れたいと思っています。
端的に回答できず長くなってしまい申し訳ありませんでした。
2021/3/3 13:22
nyao
群馬県
昨年、越冬した1群から分蜂捕獲できました。以後、様々な場面を体験中、今年は更なるステップアップを画策しています。
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股火鉢
滋賀県
日本蜜蜂の待箱設置はR2年4月、初入居はR4年4月、その後は入居と消滅の一進一退、飼育できていません。ご指導よろしくお願いします。
股火鉢
滋賀県
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