10:40の外出前に元巣を確認に近寄ると、気のせいか淡々と物静かに少数の外勤蜂が出入りしており、4/11に3回分蜂してからというもの初回分蜂群の方がむしろ元気に出入りしていました。この分ならもう分蜂はしないだろうと安心して外出し、1hの後に帰宅して様子を見に行くと元巣の旋風蜂が増加していました。初回分蜂から第三分蜂まで同じ集合板に分蜂球を形成していたので見上げるとそこには小さな蜂球が、さらに奥手の柿の木に黒い塊りが見えました。
2018.04.16 11:40 今までの分蜂球形成は黄色矢印の柿の木に設置した集合板でしたが、今回は赤色矢印の柿の木に設置した集合板に形成されていました。今までの集合場所は上部に遮光ネットを設けていたのですが半月も経つと柿の葉が出始めて遮光効果となるので遮光ネットの効果が薄れてきたのではないかと自己分析しています。
僅か1hの間に発出~蜂球形成が完了していました。
初回分蜂から第三分蜂までは発出から蜂球形成までを目撃し三度とも同じ集合板でしたが、4度目は発出に立ち会えず、しかも異なる集合板に形成されてパーフェクトなりませんでした。
転居先が見つからないのか、はたまた議決が伸びているのか、この蜂球は日没までそのままでいました。(います。)待ち箱2箱の内、自宅を挟んだ北側のキンリョウヘン付き待ち箱にはもう一週間以上20匹程度の探索蜂が飛来しており、40~50m離れた北東側のミスマフェット付き待ち箱には10匹前後の探索蜂が飛来しています。もう飼育箱を設置するゆとりが無いのでこのまま放置し、成り行きはみつばち達に任せようと思っています。
2018.03.30 分蜂2日前 元巣
2018.04.01 初回分蜂当夜 元巣
2018.04.10 第二分蜂当夜 元巣
2018.04.11 第三分蜂当夜 元巣
2018.04.16 第四分蜂当夜 元巣
4回とも分蜂後の内検画像において蜂数が半減するといったことがないようです。しかし第四分蜂で止まらなければ元巣が弱体化してスムシの餌食となりそうです。