重箱式7段で飼育の群を2段採蜜し、5段に減箱しました。観察窓越しに観察すると、4段目まで貯蜜房が確認出来ましたので、2段の採蜜でも問題無いと判断しました。
3段目と4段目も蜜が溜まっていますので、この群が分蜂しても十分な貯蜜であると判断しました。
スノコや巣箱の切り取りは、ステンレス針金0.55mmで行いました。
切り出した重箱内に残った蜂さん達は、0.4Mpの圧縮空気で飛ばし、重箱内に残り蜂が居ない事を確認した後、除菌した食品用密閉容器に保管し、蜂さん達と隔離しました。
切り出した1段目です。かなり重く感じましたが、最上部には少しの空巣房が有りましたので、貯蜜は下段から順に蓄えられるのが確認出来ました。
2段目です。この段はしっかり蜜が溜まっていました。蜜色にも蜜の濃さが伺えます。
スノコを新品と交換し、天蓋、屋根を戻して様子を見ましたが、蜂さん達は落ち着いている様子でしたので作業終了です。
スノコを新品と交換しました。
減段して、組み直しました。ここまで掛かった所要時間は30分でした。
離蜜の為に、両側の巣房の中央部に包丁を入れました。上側から行い、裏返して下側も同様に巣房に切れ目を入れました。
このまま静置して、たれ蜜として離蜜したいと思います。途中ですが糖度を測ってみました。アナログ式の測定器ですが、1段目が78.5度、2段目が79.5度で少し低めですが、サラッとした蜜かと思います。たれ蜜の後は、巣を刻んで強制的な離蜜も行うつもりですが、この蜜は自家用にするつもりです。
2年前に購入したR15も、やっと出番が有りそうですので、洗浄と除菌を行い準備しました。排出口の径は10mmに変更して有りますが、変更の必要は無かった様に思います。
保存ビンやその蓋も、煮沸消毒をしておきました。
一応ほぼ整いましたので、蜂さん達に蜜の横取りを詫びながら、気長に離蜜を待ちたいと思います。