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ニホンミツバチ
がっくり! 給餌を行った我が家の蜜は、はちみつとは呼べない。

Karuizawa Basic 活動場所:長野県
2024年より、本格的に畑作を行うことになりました。1haの土地と25mのハウス、管理機とマルチャーを用意し、トラクターだけはレンタルです。いろいろ…もっと読む
投稿日:2021 8/18 , 閲覧 650

質問コーナーでの給餌についてのご回答、みなさんありがとうございました。

結局、昨晩、夕刻に給餌しました。200CC程度です。朝には、リードペーパータオルもプチプチもカラカラになっていたのは、前日と同じでした。

過去の給餌に関する書き込みを読ませていただきました。給餌は弱小群等でなければやらないという方が多いのですね。西洋ミツバチの弱小軍がニホンミツバチに盗峰される例があったり、セイヨウミツバチは春に給餌をするなど、いろんな事があるものだと驚くこともありました。

給餌に反対する意見の中に、「はちみつもどき」になってしまうというものがあったのが気になり調べてみました。


はちみつの定義は

みつばちが植物の花みつを採集し、巣房に貯え熟成した天然の甘味物質であって、別表に定める性状を有し、別表に定める組成基準に適合したものをいう。

(はちみつ類の表示に関する公正競争規約第2条1項1号)

みつばちが植物の花みつを採集し、巣房に貯え熟成した天然の甘味物質をいう。

(はちみつ類品質表示基準実施要領(平成12年3月31日農林. 水産省告示第513号))


つまり、給餌すれば天然ではなく、『販売する場合』はちみつとして販売できない。そうならば、養蜂団体が青色の代用砂糖を販売しているどうなの? と考えてしまうのですが、養蜂家は砂糖の糖分がはちみつの中に残らないように、代用砂糖等を給餌した場合(薬剤を散布したときも)は、捨て蜜と言って蜜を捨てているということでした。(団体に確認しました)


まあ、販売しているわけではないから気にする必要はないかもだけど、趣味といってもできるだけ本物を作りたいので、これに懲りて、私は給餌はよほどのことがない限り行わないようにします。

コメント8件

ブルービー 活動場所:福岡県
投稿日:2021 8/18

Karuizawa basic様 こんにちは、私は、給餌した巣箱は、そのシーズンは採蜜しないことにしています。

例えば夏の流蜜枯渇期に給餌した場合、その秋の採蜜はしません。冬にこの蜜を食べて来年春に空になった巣房に花の蜜を貯めてくれたのを採蜜します。

二ホンミツバチは、セイヨウミツバチ程蜜を集めませんし、飼育の方法から捨て蜜は出来ませんので、蜂がそれを消費してくれるのを待つしかないと思います。

蜂蜜の成分は、主にグルコースとフルクトースで、給餌する砂糖はスクロースですからね。ですから、私は出来るだけ給餌する際は、保存していた巣蜜を使う事にしています。(手元にない場合はしかたんないですけどね。)

Karuizawa Basic 活動場所:長野県
投稿日:2021 8/18

ブルービーさん、そちらは雨はいかがですか。こちらは今日は小休止で、午後は曇っていますが、止みました。ミツバチは、時騒ぎをして、元気に飛び出し、白い花粉を足いっぱいに付けて戻ってきます。

給餌のこと、私は何も知らなかったので、驚いた次第です。

また隣国産のはちみつは、砂糖とクエン酸で作ったものだという情報をWEBで見たことがあるのですが、きっと常時液糖を与えて収量を多くしているのじゃないかと思うとガッテンが行きました。

いろいろ教えてくださり、ありがとうございます。

ハニーエイトマン 活動場所:埼玉県
投稿日:2021 8/18

Karuizawa Basicさん、私は「砂糖水給餌」に対して ネガティブには考えていません。勿論人間本位で積極的に行うことはしていません。

そもそもミツバチが集めるのが「花蜜」ですが、これは誤った命名だと思います。(英語の NectarはOK) 何故なら「花蜜」の成分のほとんどは『砂糖水=ショ糖水溶液』なので、「砂糖給餌液」と何ら大きな違いはありません/いや同じもの。 なので、私は「花蜜」ではなく、『花砂糖水』と呼んでいます。 ただハチミツはショ糖が分解されて「ブドウ糖」と「果糖」になるだけでなく、花粉や泥水などから摂取するビタミン類やミネラル類も加えられて仕上がりますから、多く給餌する場合、後者は何らかの形で(完璧でなくても)補ってあげた方がいいと思っています。一番自然に近いのは「花粉」を提供してあげることだと思います。 一般的に給餌液に食塩を入れている方も多いと思いますが、これはナトリウムの供給を意図したもので、私はこのようなミネラルはちびっ娘が体内で作れないものですから、手許にある良さそうなものを少し混ぜたりしています。

私はうちの生百花和蜜を提供している人で関心のある方には、以上のようなことを説明して理解してもらっています。

また、基本的に強勢群には給餌は必要ありませんが、芳しくないあるいは危機的な弱小群には給餌が必要になります。 その際は、盗蜂予防のため 必ず先に強勢群へ給餌しています。

Karuizawa Basic 活動場所:長野県
投稿日:2021 8/18

ハニーエイトマンさん、なるほどとうなずきながら読ませていただきました。

はちみつの定義が、みつばちが植物の花みつを採集し、巣房に貯え熟成した天然の甘味物質ではなく、植物の花みつ⇒ショ糖なら、砂糖水の給餌をした蜜も、はちみつとして販売することはOKなのですね。

消費者によりより品質やサービスの提供等を目的とした景品表示法関連で定義されたものが、どれほどの意義(意味)があるのか、いや正しいのか言われてみればはっきりしません。実は数十年後には、温度が上昇してミツバチが住めない世界になり、鶏卵のようにミツバチが施設で飼われて、はちみつはミツバチへの砂糖水の給餌によってできるものとなっているかもしれませんね。どうやら、ハニーエイトマンさんのご指摘のように、花みつであることのメリットを探すと花粉等にあるようですが、それすら代用することは可能でしょうから。

私は、余裕ができたら二群同じ場所で飼ってみて、片方には毎日一定量を給餌してみて、出来上がった蜜の成分比や味覚上の違いを試してみたくなりました。

貴重なご意見、ありがとうございます。

noji 活動場所:愛知県
投稿日:2021 8/19

Karuizawa Basicさま、こんにちは。

たぶん、【養蜂】と【給餌】いう定義や規定をニホンミツバチとセイヨウミツバチで分けて考えた方がいいと思います。セイヨウミツバチで本業で蜜を取っている方ともお話をしたことがありますが、セイヨウミツバチに給餌をするのが群を健全に保つためであっても、その砂糖水が溜まった枠を簡単に外すことができます(おっしゃっている捨て蜜です)。群に勢いが出てこれば新しい巣枠を入れてそこにミツバチたちが集めた蜜だけが入ります。ニホンミツバチは捨て蜜交換ができないため、ミツバチたちの砂糖水の糖度を上げる作業から消費で入れ替えまでを待つしかないです。

隣国、もう1つ向こうの国のハチミツはミツバチに給餌だけではなく、出来上がったものに水あめ入れたりいろいろあるようですよ(笑)

Karuizawa Basic 活動場所:長野県
投稿日:2021 8/20

nojiさん、こんにちは。

nojiさんご存知のように、私が「ハチミツもどき」と書いたのは、nojiさんの他の方の質問への回答を見てでした。

https://38qa.net/135194

それで、そもそもハチミツとは何? といった具合に疑問を持ち、定義を調べました。公的なものは、農水省の告示(広い意味では法令)と景品表示法に基づく事業者団体との間での公正競争規約でした。この2つの規約は、国際的な規約(コーデックス)に基づいています。

====================

Codex規格によるはちみつ

ミツバチが集めていいもの

・花の蜜

・植物の生きている部位の分泌物

・植物の生きた部位からの分泌物を吸った昆虫の分泌物

=====================

nojiさんのいう給餌について、給餌をしても巣枠式のセイヨウミツバチは可能で、重箱式のニホンミツバチは捨てることが困難であるのも、今回調べて理解しました。私個人としては、人に上げたときにできれば胸を張って本物と呼びたいかなぁという思いがして、極力給餌は避ける次第です。

尚、今回調べる前は、「ミツバチが造った巣枠から採ったものがハチミツ」と考えていたのです。それも決して外れているわけではなく、日本養蜂協会の「ハチミツの国産天然はちみつ規格指導要領」(http://www.beekeeping.or.jp/products/standard)は、

第3条 この規格において「国産天然はちみつ」とは、その全てを国内において、みつばちの巣箱より採蜜し、濾過しただけの人工を加えないものをいう。

ということだから、公正競争規約の事業者団体に加盟している59社(少ないのですが)以外は、給餌したものであってもハチミツとして販売OKなのだと思います。

ただ、日本養蜂協会の指導要領は、「日蜂協の規格と国際規格の違いは、上記にありますように水分率のみです。」(上記URLに記載)とちょっと問題がある記述があるのです。まあ、そのあたりは同協会の問題であって、役人でもない私には関係ないと考えています。

えらく長くなり申し訳ありません。

noji 活動場所:愛知県
投稿日:2021 8/20

Karuizawa Basicさま、こんばんは!

そうですね。胸を張ってハチミツ100%と言ってくださいm(__)m

いつもはもう少し秋に近くなると給餌の話がたくさん出るのですが、今年は少し早かったですね。この先冬を迎えるときに今度は防寒対策の話がたくさん出てきます。それも結構温暖な平地の人たちから(^_-)

Karuizawa Basicさんも長野だからご心配と思いますが、私も冬は積雪2m、-15度になる山で飼育していました。(去年全群熊にやられてから再開できていませんが。)おととしは意気込んでした保温が効いてしまい、1群餓死させることになりました。そこで学んだのは飼育環境も流蜜期も千差万別。皆様が言っている話をそのまま自分の群に当てはめないこと。過度な採蜜を控え、十分な蜜を蜂に持たせてやればほとんど何もしなくても越冬します。その地域で毎日蜜を集めているミツバチたちを信じてやることが一番ですね。

Karuizawa Basic 活動場所:長野県
投稿日:2021 8/20

nojiさん、郡上でしたね。

学生時代のゼミの友人が、郡上出身でした。夏祭りを長い期間やると聞き驚いた記憶があります。

越冬のことは、温めるのが果たして良いのか。私はわからなく、2群持っているので、一群は秋に採蜜し、もう一群は現状のままの予定です。そして、蜜を残したほうは、少し厳しい冬(保護的な処理をしない)で送っていただいて、差を見てみたいと考えています。

いろいろと今後も教えてください。

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