8/29日昼、巣箱の内検していました。底板を外してスマホで撮影中母から大声で呼ばれたので振り返ると上空に分蜂がありました。一瞬巣箱と自然巣どちらなのか混乱しましたが、石垣の巣からでした。
上空の蜂は数分で消えたのですが、地面に沢山の徘徊蜂をみつけました。徒歩で分蜂をしているかのような数です。飛べないだけでかなり元気に石垣から離れるようにあちこちで徘徊しています。
異常事態、たぶんアカリンダニと思い、検査用として蜂を捕獲することにしました。袋から這い出てくる蜂と格闘していた時、巣箱の底板を開けっ放しにしていた事を思い出しました。慌てて底板を閉じ、メントールスプレーで巣箱周辺の地面をスプレーしました。(やはり巣箱の近くにも徘徊蜂はいたので、さらにハッカ油も地面に撒きました)
夕方石垣を見に行くと2-3匹取り残された蜂を確認、石垣に耳を近づけるとかすかですが羽音は聞こえました。
徘徊蜂は十数匹生きたまま捕獲(袋は密封したので次の日には死んでいました)、畜産課にメールで事情説明と、アカリンダニの検査を依頼しました。次の日畜産課から電話があり、9/1日に蜂の回収と一緒に腐蛆病検査をしてくれることになりました。(9/1日の訪問中には石垣の側で徘徊蜂を2匹見つけたのでそれも回収してくれました)
結果として8/29日に捕獲した蜂にはダニが確認できたので、アカリンダニ症と確定しました。でも9/1日に捕獲した徘徊蜂にはダニはいなかったので徘徊は他の理由でしょう、との事でした。
分蜂以降石垣の巣ひっそりとしていて寂しい状態です。なので分蜂ではなく巣を捨てたのかな?と思いました。去年からいる群なので石垣内が手狭になってもおかしくないからです。徘徊蜂も巣に残さないような勢いでした。
出入するミツバチの数は少し増えてはいますが元気がない感じです。しかしそれで困ったことはスズメバチ。石垣の門番がいなくなった事でキイロスズメバチは行動が大胆になり、かぶせたネットの内側にまで入り込んで残ったミツバチを狙いだしました。またオオスズメバチも偵察に来始めました。