私は実験が好きだ! 楽しい。
しかし、生きた日本みつばちを直接扱った、所謂動物実験は大嫌いだ。
日本みつばちを傷つけたり、死に至らしめる恐れのある実験は絶対に嫌だ。
今回の実験は丸洞巣箱をどこへ置くかを決める事と、丸洞の下が地面だと熱いか冷たいかの地熱を受け取り有利なのか、反って不利なのかの判定をしたいからだ。
当然、この丸洞の中ではまだ営巣はしていない。空の巣箱。
冬の巣箱内の温度が高ければ、貯蜜の消費量が少なくてすみ、越冬成功の確率が高まるからだ。
巣箱の中が暖かいとは日中の暖かな気温(太陽)と冷たくない地熱の有効利用をする事であり、電気など人口的な加熱をする事ではない。
あくまで自然の気候と折り合う事だ。 当然落葉樹の落葉の時期とも絡み合う。
明日は雨模様なので、温度観測は明後日からにしよう。
今日の午前中に温度計を丸洞の中など、観測したい場所にセットは終えた。
以下は詳細な測定地点
地面の上にレンガを□に2段積みした。真中は空になっている。
丸洞の直径25cmに合うように、巣カスが地面に落ちるようにした。
①レンガの隙間から30cmのガラス棒温度計を差し入れて、丸洞の真下の地表温度を計る。
温度計を差し込んだら、隙間があるので木片で隙間を埋める。測定の都度、木片を取り払う。
②丸洞の天井から10cm位の処に温度計を差し込んである。
③高さ的に真中辺りにも温度計を差し込んである。
④丸洞の東南側に2ℓのペットボトルの中に300ccの水道水を入れて、水温を測る。
⑤檜の東南側に2ℓのペットボトルの中に300ccの水道水を入れた。
⑥檜の大木の後ろ側、地上1.5m位の処に温度計をぶら下げてある、所謂林の気温。
太陽の光は冬なので当たらない。
明後日から48時間測定を行う。1時間毎のグラフだが睡眠中は測れない。