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ニホンミツバチ
地表の温度が一番暖かい。無視できない地表の温度 2021年12月11日

おっとり 活動場所:千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2021 12/11 , 閲覧 190

12月9日から空の丸洞をみつばちレストランに置いて温度計測を始めた。

画像の置き方が現在では主流の考えにしている。

すなわち巣板のカス・スムシなどのゴミが地面に直接落下する構造にしている。

この仕組みを夏も冬も一年中同じにする事を考え・夢見ている。

所謂夏モードとか冬モードと言う考えはない。

12月8日まで雨が降り、丸洞は濡れた。水分を含んでしまった。

12月9日は曇り、10日は曇りから晴れ曇り、11日は快晴となった。

グラフの白線が丸洞の中心あたりの地表に置いた温度計の温度だ。

最低温度が6℃位で最高温度が9℃位となった。日格差は3℃しかない。非常に安定している。

丸洞の内部は上の温度計も中間の高さの温度計も地表よりは低い位置での波形となった。

最低温度は3℃位、最高は10℃位で温度日格差は7℃位だ。

明後日辺りから丸洞の下に木材・合板で囲った枠の中に発泡スティロールを入れた台を差し込む。

すると、地表の温度の影響は非常に小さくなる。巣門から入ってくる外気の影響と丸洞の外壁に当たる太陽熱が6.5cm~8cmの壁を透過して内部が暖かくなるしか熱の入る方法が無くなる。

とにかく、明後日からやってみよう。

今日までの結果で地表温度が一番上なのが驚いた。

野菜作りのマルチをされている方はとっくに理解されている事と思う。


グラフの白色が地表の温度。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/047/4700800197979086942.jpeg"]

コメント2件

おがおが 活動場所:愛知県
投稿日:2021 12/11

おっとりさん
毎度計測お疲れ様です、またまた面白いデータが取れましたね。
丸洞の中の一番下の温度が高いのは何故なんでしょうね。レンガ蓄熱されていた影響なのか、レンガの下も含めた温度勾配はどうなっているんでしょう?
またまたミツバチの熱輻射で直接レンガ面が熱せられるんでしょうか?

自分も含めよく見る重箱式などはブロックやコンテナの上に四つ足を介して30㎝くらい浮かせたように置くのが一般的なようですが、おっとりさんのように地面に近い直置きのような場合はどうメリットを予想していますか?
地面に近いと雨や泥の跳ね返り、湿度が高いなど蜂にとっても巣箱にとってもあまりよくないような気がしているのでどんなメリットを期待しているのか興味が沸きました。

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2021 12/12

>丸洞の中の一番下の温度が高いのは何故なんでしょうね。

地下5m位が年間気温の平均だそうです。

しかし地表までその温度が伝導してくる事そんなに多きはなさそうとか?

丸洞は畑でマルチをしているように夜間の冷え込みからカバーしていると思います。

畑のマルチは半透明ですから日中は太陽熱を通しますが、丸洞は杉なのでそんなには太陽熱を通せないけれど幾分かは通してくるかと。

また、巣門が小さいですが唯一の外の気温と太陽熱の輻射を取り入れています。

レンガは蓄熱材ですから、日中は太陽熱に当たっている処は大きく熱を受け入れていると思います。

レンガ造りの家はパッシブソーラーハウスの原理で著熱され丸洞の内部に影響を与えていると思います。



>レンガ蓄熱されていた影響なのか、レンガの下も含めた温度勾配はどうなっているんでしょう?

グラフの白色が丸洞内部の地表の波形です。この勾配はまろやかです。

レンガの内部温度を測る事は棒温度計なので、できませんが、レンガと土に蓄熱された結果が地表に置いた棒温度計です。 グラフの白色。


>またまたミツバチの熱輻射で直接レンガ面が熱せられるんでしょうか?

この実験では丸洞の中に蜜蜂はいません。 将来この丸洞で養蜂するとミツバチが発電体になるので、冬季においては現状よりも丸洞の内部温度は上がるでしょう。

今はBEFORE(空丸洞)なのでAFTER(養蜂)をした時のグラフと比較する事で蜜蜂の発熱努力・効果が推測できると思います。

蜜蜂の発電量は蜂の数で違ってくると思われますので、営巣していない巣箱での温度特性を把握して置く事はかなり重要な事と思います。


>地面に近いと雨や泥の跳ね返り、湿度が高いなど蜂にとっても巣箱にとってもあまりよくないような気がしている

通説・常識では地上から30cm程上に巣箱を置く事になっています。

住宅と一緒で東南アジアの家は高床式が常識になっています。

これと同じで地面からの湿気を遮断して、床下に空気の流通で木製の建物の腐るのを防いていると思います。

湿気の遮断には石が良い素材ですが、石にはとても適いませんが、手持ち在庫で並みレンガが余っているので、地表から上げる意味でレンガを2段積しました。

レンガは吸湿性がありますので、いずれは丸洞にも水分を与えてしまうとは思いますが、土に直接よりは被害が少ない。

尚、丸洞の底面積直径25cmの同じ大きさの処はレンガは無しです。

雨による泥跳ねが巣箱に当たるとバイキン・雑菌が巣箱の中に入ってきて衛生上良くないとの話は納得できます。

しかしこの土を悪と見るか善とみるかは土の使い方でかなり変わってくると思います。

自然界の森林の中の土と、農薬・生活ごみに侵された土は大きな違いがあると思います。


私の蜂場では一切の化学的処方はしていないので、土は生きていると妄想していますし、これからも、もっと良い土にして行こうと考えています。

そんな土であれば巣箱の中に入って行っても悪影響どころが、喜ばしいとも言えるのでは?

また、丸洞巣箱とレンガ基礎で雨が降っても泥ハネが内部に入る事は少なくなる様にレンガの置き方を工夫しています。

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