金属製の四面巣門台は寒冷地には適さないというご意見があったので、木製の四面巣門台を試作してみました。
onigawaraさんがノウハウをすべて公開して下さっているので、そっくり真似させてもらいました。
材料は家にあった適当なものを使いました。スライド丸鋸がないのでホームセンターで鋸ガイドとコーナークランプを買いました。(鋸ガイドで結構真っすぐ切れました。)
ついでに木材コーナーを見たら、重箱の材料の杉板が、去年の春には1,000円位だったのが、今年は1,700円位になっていました。しかも、節だらけの物が2枚しか残っていませんでした。ウッドショック、私もショックでした。(去年のうちもっと作っとけばよかった。)
底板の幅は29センチなので、外寸30センチの枠を2個作ります。底板の両側に5ミリずつの隙間を作るためです。スムシ対策のためです。
上になる方の枠をひっくり返して脚を取り付けます。脚は太くて丈夫なものが良いです。重箱が6段くらいになって蜜がいっぱい溜まった時の重さに耐えるためです。ビスも3本以上しっかり打ち込んだ方が良いです。
この上に底板と厚さ7ミリの木片を載せてもう一つの枠を載せ、ねじ止めします。この枠は底板を載せるのと、足の補強の働きをします。普通にねじ止めで良いです。
ひっくり返して完成です。巣門の高さが広すぎるときは、底板の下にハガキなどを差し込んで高さを調整します。狭すぎるのは調整できません。
ちゃんとしたものを作るときは、ホームセンターで角材を買ってカットしてもらって組み立てると正確に組みあがります。私が利用するホームセンターは10カットまで無料で、10カットを超えると1カットにつき30円です。この巣門台は12個の部品で出来ているので、1個ずつカットすると12カットになりますが、角材を2本買って、2本そろえてカットすれば6カットで済み、無料です。
ポイント①:二つの木枠は正確に作ること。(ねじれとか無いように)
ポイント②:脚は丈夫なものを垂直に、ビス3本以上で止めること。