蒸し方式で粗蜜蝋を作成していて、それを精蜜蝋にする場合、ついつい手抜きの作業をしていたことがわかりました。
精蜜蝋がどうしても昔のようにすっきりとした色にならないのです。褐色になるものが多く、不純物や灰汁が混じっているように感じていました。
そこで蒸し方式で作った粗蜜蝋をもう一度鍋で水4ℓ:粗蜜蝋1kgの割合で煮直してみました。
使用した粗蜜蝋はやや褐色気味のものです。
水4ℓ:粗蜜蝋1kgで加熱していきます。
くつくつと煮え出したら弱火にして冷めるのを待ちました。
再度の出来上がりを見て大満足です。綺麗な卵の黄身:満月のような粗蜜蝋ができました。
鍋から取り出して裏返すと、非常に微細なゴミがびっしり!!。これが混じっていたんですね!
煮汁も出汁を取ったような色です。これは誘引液に利用できるんじゃないかな~と思いつつ、捨てちゃいました。アハハ・・・。。。
8/29の日誌で色々な方々からのご意見を頂戴しました。その中でJ&Hさんのコメントを思い出しました。J&Hさんが正しかったです。
蜂友:相棒とも、「蒸し方式にしてから粗蜜蝋の色が濃くなったんじゃあないの?」「灰汁が混じっているのかな?」「黒蜜が糖度60度以上だから比重の軽い微細なゴミが粗蜜蝋に交じっているかも・・・?」との疑問から行いました。
蒸し方式で粗蜜蝋をされた場合は、ひと手間かかりますが、もう一度煮直してくださいね~。J&Hさん、ありがとうございましたm(_ _)m。