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ニホンミツバチ
定点観測 ハチ場と巣箱を共有する近縁群、3年の分蜂記録です。!(^^)!

yamada kakasi 活動場所:愛知県
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせなが…もっと読む
投稿日:2022 4/18 , 閲覧 116

2020~2022の3年の分蜂記録(比較)です。(^_-)-☆

下図❶❷❸は、同じハチ場に置かれた、同じ巣箱を引き継いだ群れです。ご覧のように「推定初分峰」は、年を経るごとに遅くなりました。ビデオ録画などで24時間分蜂を監視した結果ではありません。10時~15時頃の散発巡回による目視確認です。したがって分蜂の見逃しも否定できません。これが「推定」とした理由です。確認できた分蜂に限り、私と相棒のどちらが一方が、分蜂の終始と巣箱への投入まで立ち合い現認しました。記録の偏りも、気候変動や病害虫の影響も否定できません。



雄蜂の蓋の落下と分蜂の双方ともに見逃しが無かったと仮定して、
❶の群れは、雄バチの蓋が巣箱内部で確認された後、26日目で分蜂
❷の群れは、雄バチの蓋が巣箱内部で確認された後、33日目で分蜂
❸の群れは、雄バチの蓋が巣箱内部で確認された後、47日目で分蜂



以下の本年❸の2回目の分蜂写真です。蜂球のサイズは2回目は「推定初回分蜂」の約1.5倍です。
最近は初回より、2回目まだは3回目の分蜂蜂球のサイズが大きいことがあります。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/004/489418527228262907.jpeg"]



[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/126/12618992956266502778.jpeg"]


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/004/474370207618102250.jpeg"]


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/123/12303207337582723711.jpeg"]



【解説】

❶❷❸群ともに分蜂は10時~14:00の分蜂のコアタイムに分蜂しています。

❷の群れは、前年2020年も元巣箱を引き継いだ末妹女王群です。他の群れと異なる点は、
(上図❷参照)                                          ①雄バチの蓋を発見してから20日前後で分蜂するというのが通説ですが、33日後に分蜂しました。②同一群からの分蜂はおよそ2週間で終わるというのも通説ですが、初回分蜂から21日経過して4回目分蜂がありました。③初回分蜂群が一番大きいというのも通説ですが、1回~3回目は、回数を増す毎に大きくなり、3回目が一番大きく、4回目は並みでした。 この群れは共同管理ハチ場に置いています。比較的管理が行き届き、2人で巡回しています。


❸の群れは、分蜂前日より以前の3日間は天候に恵まれていました。分蜂日よりです。初の分蜂(推定)は、雨も風もありました。わざわざ天候の悪い日を選んだのでしょうか。また、推定初分蜂より推定2回目分蜂の蜂球の方が、大きいサイズでした。雨で分蜂が遅れていますが、近々推定3回目分蜂がありそうです。


同じハチ場、同じ巣箱という環境条件と、近縁種という、できるだけに似通った条件下でも、年により差がでます。一件だけでなく標本数が多ければ異なった結果と、正しい情報が得られると思います。


追伸 ❸の画像が抜けていました。追記しました。

コメント2件

Jナイ 活動場所:三重県
投稿日:2022 4/20

Yamadakakasiサン、こんにちは

この投稿のデータと解説で安心しました。

今年の分蜂はミスマフェットの強力誘因香で惑わされたらしく、入ったと思ったのにもぬけの殻が3回あり驚きました。

今迄、誘因蘭に依る捕獲はほぼ無く、昨年初めての誘因蘭による捕獲も飛び立とうとする群に水をかけて呼び戻したり思いとどませたりしての捕獲だったのです。今年は蜂球を1度も作らずでした。

捕獲の順番による蜂球の大小は関係が無いこと等、納得のいく説を教えて頂きました。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2022 4/20

Jナイさん     お久しぶりです。(^^)/~~~
ご回答いただきありがとうございます。データが少なすぎること、分蜂の年が異なることから、比較するのは難しいようです。

最近は異常気象のせいか、病害虫や薬剤の影響か、常識と思われていた通説や定説から外れる事例も、見かけるようになりました。(/ω\)

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