刺されまいと、誓って家を出たものの、誓ったその日に刺されました。(*'▽')
「分蜂群は刺さない」との思い込みと、つい面倒で面布をしないことが災いしました。ちょっと強く押しすぎ、さらに払ったのが、防衛本能を刺激したようです。過去に同じことをしても、刺されなかったので油断してました。イタイ (>_<) 3連発!。
下の写真が、怒り心頭の小さな無王蜂球です。こんな小さな蜂球にも、女王様は、在宅か? 好奇心を抑えがたく。思わず群れをかき分けて覗き見しました。 良い子はマネしないでね!(^^)!
防具を、つければ安全でしょうか?
1図の薄い牛皮の手袋は、貫いて皮ふまで針が到達します。その後の針の抜き方もⅡ図のように注意してください。誤って針の上部の毒嚢に触れると、ポンプのように毒を送り込む結果となります。こちらは、防具の厚さ、強度の問題です。リスク 0ゼロは、この世に存在しないようです。
「後悔先に立たず」。でも、合理的な考え方や科学的な根拠が、いつも受け入れられるとは限らないようです。また、研究のためとはいえ、自ら刺される人もいます。
ご参考までに
ヘルシスト 特集「科学は伝わるか」 バックナンバー266号
https://healthist.net/issue/266/
『蜂と蟻に刺されてみた―「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ』ジャスティン・O・シュミット (著), 今西康子 (翻訳)白揚社
https://ddnavi.com/news/464733/a/
著者のシュミット氏は文字通り「体を張って虫刺されを体験」研究されたことで有名になった生物学者です。虫に刺されの痛さの度合い「シュミット指数」なるものを公表しました。本書にはハチに関して、こんなことも記述されています。
・ハチに刺されないようにするには息を止める
・刺される場所により痛みは違い、舌をさされるとミツバチでも「死んだほうがまし」と思うくらい痛い
・スズメバチが農業の害虫駆除に役立っている
・刺されて一番痛い昆虫は、サシハリアリという南米のアリ
・ハチ・アリの毒は巣を襲う動物に痛みを与えて、巣を守るのが目的
・巣の規模が大きい虫のほうが、刺されると、より痛い など
なぜあんな簡単なことに気がつかなかったのか?、なぜ人は痛い目にあっても行動パターンを変えないのでしょうか? みなさんもどうぞ御注意ください。(^_-)-☆