天候曇り夕方から雨。最低気温16度、最高気温23度。
知人の果樹園に待ち受け箱を置かせて貰い5/10自然入居した群ですが、果樹園でそのまま飼育していたものの、草刈り、消毒、農薬散布などの制限をお願いする訳にもいかないので丁度今日は午後から雨の予報だった事からその場所を引き払って田舎へ巣箱を移動しました。
現場に行くと賑やかに出入りしていましたが、しばらく待っても雨は降って来ないので迷い蜂が出ることは覚悟の上で移動用の金網ネット枠の上に巣箱を移動させ、ヨッコラショと天地返し。突然の事に蜂はビックリして興奮状態になった事から板を上に乗せて暗闇状態にして巣箱を抱えて果樹園から車まで運び後部座席に積み込み。
暗くした事で落ち着いたのか車に乗せる頃には蜂も静かになりました。
そしてそのまま田舎まで直行。果樹園から車に乗せるまでに付いて来ていたのか?車内では2匹のミツバチが飛び回り、密閉空間の中で仲良く田舎までドライブとなりました(笑)
田舎に到着してまた天地返をして元の状態に戻したのですが、またもや蜂は興奮状態となったので移動用金網枠を付けたまま仮の巣箱置き台の上に乗せて落ち着くのを待ち、今まで使っていた巣門枠をセットし、一段巣箱を追加してその上に巣箱を載せました。
この時大量のミツバチが移動用金網枠に残ったので巣門の近くに置いて自ら巣箱に入るのを待ったのですが、なかなか金網枠から離れようとしないので痺れを切らしてスライド底板を半分程度引き出してその上に乱場に振り落としました。底板から歩いて巣箱に入る者、またもや金網枠に戻る者、驚いて付近を飛び回る者などで大騒ぎ状態(笑)
何度かこれを繰り返して金網枠から全ての蜂を引き離して底板は元通り戻してしばらく様子を見ていました。
その頃には雨も降り出していましたので、大きく離れて行く蜂も無く、巣箱周辺を飛び回っていた蜂もやがて巣箱の中に収まり何とか移動完了しました。巣落ちもしていませんでした。
巣箱の重量はかなり有り、2段目まで巣が伸びて来ていたようだったのですが、バタバタしているうちに内部写真を撮るのを忘れました(笑)
移動は夜又は日が登る前に巣門を閉じて迷い蜂を極力少なくするのが基本ですが、遠隔地の飼育場所てそれを行うのは横着者の私には現実的に無理ですので、今回のような悪い事例の紹介となりました。