「餌場情報を、先遣ハチから受け取った追従する花粉を集めるハチが、餌場に向かって出巣する際は、燃料蜜を積載」
花粉は、花粉団子として持ち帰ります。団子を丸める際のツナギは蜜です。これは出巣の際に、花粉を集める目的のハチは、予め燃料蜜を積載して出巣する必要あるとのことです。花蜜を集めるハチと花粉を集めるハチは、穏やかに分業しているようです。
35℃を越えると「カ」も飛ばないと言われます。盛夏の真昼に、意外に出巣するハチが多いのに驚きます。見ていると花粉を持ち帰るハチは、比較的少ないような気がします。その理由に、次のようなことを想像してみました。上の判別表とは矛盾しますね。この時期の花粉が比較的少ない植物の、典型的なものが分かりませんでした。
・そもそも夏は開花する蜜源となる植物の種類と量が少ない
・給水作業に割く時間が、いつもより多い
・花粉輸送は、花蜜輸送より燃費がかさむ
・高温多湿の夏は、内部の冷却と除湿に多大なエネルギーを労費し、蜜の内部消費も多いので補給する必要がある
ハチなりの、コストパフォーマンスを考えているのでは?と、思っています。
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