投稿日:2022/8/8 07:27
6/19に大量児出しのあった群ですが、3日前の9時頃何やら騒がしくなり、巣箱から発出して蜂雲に。 特に放水などはしませんでしたが、静観していると 敷地内に留まって、裏手のモクレンの木の枝下〔地上3m弱〕に蜂球を形成。 (このところ凌ぎやすい天候なのに、・・・?)
原因を考察すると、先発の転居群と同様 番線を使った巣落ち防止棒を嫌ったため、さらに暑さ対策=寒冷紗被覆の遅れもあったためだと思いました。
一応、蜂球下に待ち箱をセットし、蜂球の斜め上方には2段の巣箱枠を乗せて、それ以上はこれまで通り手出ししないことを決めました。 (GM-2も群全体には使いません。)
すぐに元巣を確認したところ、もぬけの殻! キレイな巣板が並んでいました。
退出した蜂球群がどうなったかというと、先発群同様にどこかの待ち箱に入ってくれたらと期待していましたが、一昨日12:00頃 自然界に帰還されました。 … 蜂球が解れて 自分たちが決定した移巣先へ飛び達つ。 この姿をエールを添えて見送る というのが至福のひと時ですが、今回は叶わず (>_<)
下が巣箱内の写真で、7/20 と 8/05(退出後)
まず、巣箱2段目上方に2本挿しの番線巣落ち防止棒を入れています(先日外部露出部に断熱材キャップ装着)が、先の転居群と同様に、かなり嫌って巣脾を棒から大きく離していて、これが一番の原因と推測。 … 以前飼っていた系統の群では 棒付近は巣板の暑さが薄くなるにしても しっかり巻き込んでいましたが、現在飼っている図書館系統の群では 皆極端に避けています。 系統による違い 並びに 温暖化の影響もあるのでしょうか!?
それと、巣の放棄(逃去/転居)の意思決定は、今回の場合 3週間ほど前にされていたのではないかと思われます。
①3週間前に巣脾の成長が止まりました。 … 上の写真の左端の6枚目の巣板は、赤ちゃんの状態を見たのは6月末、その後成長していくのを観ていましたが、7月中旬に止まり、7/20(上)の状態は 8/05(下)とほとんど同じ大きさです。
②3週間が何を意味するか?ですが、産卵から羽化までの期間に相当します。 つまりその間子供たちの犠牲を最小限にするため、女王蜂による産卵も止めていたと思われます。 … 本隊の退出直後に元巣箱をチェックすると、羽化したて あるいは何らかのトラブル(片翅の)で跳べない蜂さんがいました。 巣箱周りに60匹、台座内地面に20匹。 この後底板を挿入したところ、一昨日までに新蜂が20匹程落下して、昨日からは治まった感じ。 私が確認できていない個体もあるでしょうが、犠牲は わずか100匹程度。 これは彼女達の準備・実践の結果で、転居による幼蜂の犠牲を最小限にするための計画的行動です。 感激しました。
ニホンミツバチは崇拝すべき野生生物で、自然界で棲息する群も 人間に飼育されている群も、野生群だと思っています。 どちらも我々の所有物ではありません。 また一つ彼女達の頼もしい“転居力”を見せてもらいました。 今後、彼女達が困った時に再会できれば幸せですね (^O^)
まーやさん、こんにちは。
いえいえとんでもありません。 まだまだ勉強不足で 蜂さん達に快適な住まいや適切な対応が提供できていないだけです ୧(˃◡˂)୨
一番いいのは、我々がニホンミツバチを見習って 逃去(里山へ移住)することなんですが・・・。
2022/8/8 14:43
onigawaraさん、コメントありがとうございます。
番線は Φ5mmの被覆鉄線(主にトンネル用)です。ちなみに上側の写真に写っているのは3本とも被覆番線で、下側の写真の真ん中の1本だけは Φ6.2mmの竹製です。
今年は5月に2回の分蜂がありましたが、珍しくその2回とも自宅の待ち箱に自主入居でした。 さらに7月末の最初の転居群は自宅の別の空箱に自主入居だったので、多少安心していたところがあります。
また今回の2群目の逃去は、6月に大量児出しもありましたし、原因は巣落ち防止棒の問題だけではないような気がしています。 それと2群に共通してちょっと解せないこともあって、残っている転居群の観察を続けていくしかありません。
2022/8/8 15:01
おっとりさん、コメントありがとうございます。
丸洞というのは、ミツバチさんにとっては重箱よりも心地良い住まいでしょうね。 森の環境下でいくつもの丸洞を提供しているということは、野生のミツバチ達へ大きな貢献をされていると思います。 入居しても人が手を出さなければ、それは“野生群”ですよね。
但し、お互いに悩みは 巣落ち防止対策ですかね。
2022/8/8 15:31
ハッチ@宮崎さん、コメントありがとうございます。
とりあえず鉄製の巣落ち防止棒を嫌っているのは間違いないのですが、巣板の側面部の巣箱内壁への接着部分が少ないような気がします。
待受け巣箱(2段ないし3段)には 棒は入っておらず、入居後に挿されるので、『何よ! 聞いてないわ! 詐欺じゃないの?』と思われているのかもしれません。
確かに障害物は無いにこしたことはなく、私も本数を減らすため 巣板に直角方向にだけ挿しています。
ところで話は変わりますが、ハッチさんは今夏の甲子園大会に出場していて 初日に1回線を勝ち上がった岩手代表の一関学院の校章をご存知ですか? かわいいキャラ的なものではなく、ガチのスケッチで翔脈がしっかり描かれていてかっこいいと思い、応援することにしました。(家でですけど)
ハッチさんは 同校の学帽が似合いそうですね (*^^)v
2022/8/8 15:57
おっとりさん,
私も上段空間への盛上げ巣形成には期待しています。 カッツアイさんのトライアルにも注目しています。
空巣箱の設置は、即入居してくれることを望むのではなく、非常時のためのシェルター施設を無償提供していると考える方がいいですよ (^_-)v
勿論、生き物たちの森では、あらゆる生物に Fully Accepted でなければならず、厳しいですね (笑) … うちのハイブリッド待ち箱は、ニホンミツバチ以外のハチさんが入れ替わり来ていますよ。大歓迎です。
2022/8/8 20:21
まーやさん、こんばんは。
蜜蜂は『勤勉の象徴』ということで採用されたようですが、野球部が強いことによって 県内の人からは、『毒蜂軍団』と呼ばれているそうです (~_~;) 集団(全員)で(対戦)相手を襲うように見えるからのようです。 … 何と一般の方の認識は酷いものか!と落胆してしまいます。 この認識の誤りは正したいですね。
一緒に応援しましょう! … 順延が無ければ 8/12 の第一試合です。
2022/8/8 21:06
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハニーエイトマン
埼玉県
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ハニーエイトマン
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ハニーエイトマン
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3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
おはよう御座います!
蜂球が解れて 自分たちが決定した移巣先へ飛び達つ。 この姿をエールを添えて見送る というのが至福のひと時…そして〜
また一つ彼女達の頼もしい“転居力”を見せてもらいました。 今後、彼女達が困った時に再会できれば幸せですね (^O^)
なんて素晴らしい方なのでしょう(๑˃̵ᴗ˂̵)こんなオーナーばかりだと、蜂さん楽園ですね!ホッコリ〜有難う御座います。巣落ち棒…課題ですね。
2022/8/8 08:49
ハニーエイトマンさん
こんにちは!甲子園、今見ています^ ^ 岩手の〜一関〜ユニホーム素敵デスねー♪何故?蜂さん?ご縁が有るのでしょうね( ^ω^ )私も、応援します!!有難う御座います。
2022/8/8 18:31
ハニーエイトマンさん ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます。逃居ですか番線を嫌ってと有りましたので、是は番線では無いですよね。番線と言うのは針金の事ですね。10番線とか12番線ですね。此の線は何を使用されているのですか?しかし見事によけて居ますね。木とか竹の大きい巣落ち防止棒では見た事が有りますね。勉強になる写真ですね。自分も今年1群逃居しましたが、番線が問題とは考えて居ないですね。自分のは半強制捕獲した群でしたね。お疲れ様でした。
2022/8/8 08:59
ハニーエイトマンさん
涙がでちゃうのを、堪えて(笑い)
我々の所有物ではありません。本当にそう思います。
究極の住まいを提供したい。 どのような住まいと環境なら引越ししたがらないか?
もっとも地域全体で生息密度が多くなれば、それは分散していくことを応援するんですね。
日誌のUPをありがとうございました。
2022/8/8 08:59
ハニーエイトマンさん
丸洞でも重箱でも盛り上げて来たもので、盛り上げ部分が貯蜜部であれば重力の原理で盛り上げた部分を採蜜しても巣落ちしませんよね(笑い)
負荷が減って巣落ちリスクは減る。 だからと言って日本みつばちは喜んでは居ませんけど。
私の丸洞では半分の群が天井から巣板を作らないで、底に近かったり、中間に作ったりしている群があります。
その群が盛り上げてきたら、覗いてみて採蜜するつもりです。
あくまで成長全体を考慮しての話ですが、、
盛り上げが自然樹木洞の原点ではないかと思うこの頃です。
ところが伝統養蜂の丸洞では天井から巣板を伸ばすのが普通のようなので混乱しています。
答えは日本が出してくれると思います。
杉材が余っている内は丸洞巣箱だらけになっていくでしょう。
入居してもしなくても構いません(笑い)
日本みつばちではなくて他の生き物たちがねぐらとして狙っています。
2022/8/8 18:30
ハニーエイトマンさん
空巣箱は「駆け込み寺丸洞」と日誌に書いております。
生き物たちの森に12基あります。もっと増やしていくかもしれません。
みつばちレストランは2基になりました。
しかし、究極の住まいが見つかっていないので今の丸洞を作り続けるのをブレーキをかけています。
駆け込み寺丸洞に全部入居したら、これは他の意味から困ります。
どうなるかな?と森に行けば気になって見回ってはいますが(笑い)
2022/8/9 00:39
ハニーエイトマンさん、こんにちは!
この際、今後は巣落ち防止棒無しの巣箱に入居いただいたらどうでしょう。
樹洞は障害物が無い空間を選んで巣造りする訳で、その自然により近い巣箱仕様にするのです。
ハニーエイトマンさんなら蜂蜜の早採りはされないと思いますので、充実した巣箱からの離蜜では巣板は巣箱壁面に付着して落ちる心配は無いと考えます。
2022/8/8 11:57
ハニーエイトマンさん、こんばんは!
一関学院の校章いいですね~( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
2022/8/8 20:11
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
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まーや
三重県
こんにちは!!毎年〜ほんの少しずつですが〜先輩方から、色々学びながら〜蜂生活を、楽しんで居ます♪ アドバイス頂いた方々など、勝手にフォローさせて頂く事が有ります...
まーや
三重県
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まーや
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onigawara
福岡県
日本ミツバチは森林組合の友人から2012年巣蜜をいただいたのと山荘の薪小屋に日本ミツバチがたくさん来ていたので何か自分でも知らないうちにやっていました。宜しくお...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...