今年の分蜂は、14群を捕獲したが本巣1、分蜂2が無王群に成った。そこで、昨年実施した方法を改善して、3群の働き蜂の救済を行った。結果は、争いも無く合体は成功した。
<方法>➀無王群⇒巣門枠からスノコ枠までを移動の準備をする。(巣板が掛からない巣箱は撤去する) ➁健康群⇒巣箱台と底板を残し、巣門から上を近くに仮置する。➂無王群を健康群の底板と巣箱台の上に乗せる。④無王群のスノコ枠(麻布とスノコ枠蓋は撤去)に健康群を乗せる。
☆昨年は、お互いの巣箱の間に網を入れ数日のならし期間を設けていた。(今年は実施せず)
実施事例⇒2例を紹介します。白い底板部の巣門と巣箱中央下の二カ所に巣門が見えると思います。上の巣門から上が健康群で、下が無王群です。
写真1、山桃-4番群と屋敷-2番群の合体
写真2、 入口-1番群と椿-1番群の合体
争いチェック⇒底板を毎日引き出し死亡している蜂を確認したが死亡蜂は居なかった。
その後、1週間後に無王群の巣箱を撤去する。その際巣箱内にいる蜂はブロワー等で追い出す事で合体群に全て戻ります。本巣の場合は貯蜜部は撤去し、同様に結合する事で合体できます。
無王群の働き蜂の救済を成功しましたので、お試しあれ・・・