ニホンミツバチにとっては 「捕食者(敵)」であり「守護神(味方)」でもある“オオスズメバチ” 。 私も複雑な心境ですが、『ニホンミツバチを守るなら、オオスズメバチも守らなければならない!』 と思っています。
「誘因液トラップ」は禁じ手にしている他、「ペッタンコ」も 集団襲撃が起きるまでは使わないようにしています。 それと私としてもオオスズメバチに感謝できることとして、「ハチミツ浸け」にすることで、その恩恵に預かっています。
今年の初お目見えは1ヵ月ほど前ですが、これまで 小ぶりなオオスズメバチの単独来訪をちらほら見かける程度でしたが、一昨日捕まえ頃の個体が やってきました。 巣箱から離れた巣クズを盛った給餌皿で貪っていました。
即、今年の生け捕り漁の解禁を決断し、ハチミツ入りの小瓶を左手に持ち、長尺のピンセットで背後から胸部をキャッチ。 すかさず 背中側から息でブロー。 そしてご入浴。 … 所要時間は 1秒余り。 合格でした! … この瓶には 相棒の一匹を入れてあげて 仕込み完了です (^^♪
収容方法としては、空瓶に捕まえたてのオオスズメバチを入れてから ハチミツを注いでも、毒液は瓶内に残りますから問題ないのですが、暴れるのですぐにはできません。 それよりもハチミツの中へ投入する方が安全で、かつ オオスズメバチも最期に大好きな百花和蜜にどっぷり浸かって幸せだと思います。
また捕獲方法は、どうしてもピンセットで摘まめない場合は、無理をせず捕虫網で捕えてピンセット。 でも所要時間は素早くやっても5秒以上掛かるため、どうしても毒液ロスが出てしまいます。
何しろこれまではオオスズメバチの来訪が少なく、このまま低調だと困ってしまいます "(-""-)"