コロナ咳も軽くなって来たので、エントランスの草刈りをしましたが、体力が続かず、何度も休憩。未だ、セイタカアワダチソウがボーボーエリアは出来そうも無いなと思いながら、ジ~っと見てみたけど、蜂娘は居ませんねー。
そりゃそうでしょ。県道を挟んだ前風景は、見渡す限りのセイタカアワダチソウ平原?!天気もいいし、小休止に蜂娘観察に行ってみました。やっぱりブンブンです(#^.^#)
日に透けて、真っ赤に見えるベロを出しての吸蜜活動~♪ まぁ~っ!ガツガツしてますね。うちの蜂娘かも。。。(;^ω^)
セイタカアワダチソウは、優秀な蜜源であり、花粉源でもあります。前の田のクロ道を歩けば、蜂娘達の羽音が歓喜の歌声となって聞こえます°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°あっちにも、こっちにも。。。
偶然ですけど、日に透ける蜂娘を捉えました。
この娘はチョッと迷います。西洋さんかなぁ。。写し方の問題で日本蜜蜂さんかなぁ。。。どうやら花粉を採りに来たようです。
確かに、今時期セイタカアワダチソウは、色々な昆虫に大人気です。今日も、クマバチ・ハナアブ・何とか蝶々・・・等、沢山の昆虫が集まっていました。それでも、昆虫の数が足りない程、セイタカアワダチソウは、近隣に蔓延っています。最近、その加速度が増しているように思います。右を見ても左を見ても、田のクロは全てセイタカアワダチソウが林立しています。
「日本の侵略的外来種ワースト100」にも載る帰化植物。この景色を見ると、セイタカアワダチソウを根絶する事なんて出来るわけが無い!と思っちゃいます。完全に、南房総エリアは、セイタカアワダチソウに征服されて居ますね。
まるで、征服危惧種?とでも言いましょうかo(>< )o なぜ、こんなにアッという間に蔓延ってしまうのか、調べたら、やっと謎が解けました。
セイタカアワダチソウには、「アレロパシー効果」という能力があるからなんだそうです。アレロパシーとは「他感作用」とも呼ばれ、植物が放出する化学物質が影響して、他の生物に何らかの作用を及ぼすこと。セイタカアワダチソウの場合は、根から毒素を放出して、他の植物を枯らす力があるのだそうです。昔、秋のこの風景は、ススキのモノでした。ススキは、セイタカアワダチソウに滅ぼされたのでしょうか?!
でも・・・「安心して下さい!」最新の研究だと、この後、ススキが息を吹き返す時が来るかも知れないそうです。それは、セイタカアワダチソウが毒素を出し過ぎて、自分を枯らしていくようになると、地中で息を潜めていたススキや他の雑草が蘇って来るかも知れないのです。
ススキ等の、日本古来の植物も、セイタカアワダチソウの毒素に順応する力があり、細々と耐えながら、そのチャンスを伺って居る?かも知れません。
因みに、フェアリーベッチも雑草を枯らして自分が蔓延る能力を持ち、それを利用して、緑肥にすると、田圃の草取りが楽になる?らしいです。
いずれにせよ、今は、この時期の蜜源花粉源は、セイタカアワダチソウが必需になって居ますね。お腹いっぱい蜜を飲んで行こうと、花を抱え込んでる蜂娘も激写~(*^^)v
こんなに花粉がいっぱいあったら、花粉アレルギーも心配されます。でも、セイタカアワダチソウは、虫媒花。花粉は、風で飛ばす仕組みにはなってないそうです。だから、普通に外を歩いても、セイタカアワダチソウの花粉アレルギーは起こりにくい。
但し、セイタカアワダチソウの花畑の中を掻き分け掻き分け歩いたら、弱い人は花粉アレルギーになる可能性はあるようです。大体、WEB上で2割程度の専門家が、セイタカアワダチソウでもアレルギーは起こり得ると言ってる感じですかね?殆どは、起こらないという見解ですね~、ε-(´∀`*)ホッ
この先、野原はセイタカアワダチソウに征服され尽くすのかと、ある種の恐ろしさを感じていましたが、自滅又は、縮小して、ススキ達日本古来の植物も復活するかも知れない事を知り、チョッと楽しみになりました。その頃が何時になるのか解りませんが、また、蜂蜜の味が変わるかも知れませんね~。◠‿◠。♥
ついつい先まで歩いたら、稲が実っていました。これは、「蘖(ひこばえ)」の稲です。カラスが食べてますね~ヾ(≧▽≦)ノ
寄り道しましたが、エントランスの駐車場が、エノコログサから救出できました~♪
たったこれだけでヨロヨロとは。。。明日から、他の草刈りも徐々に広げ、体力回復に努めます୧(˃◡˂)୨୧(˃◡˂)୨