冷え込みが増してきたことに対して、全6群のちびっ娘達は 巣箱内で隣同士の隙間を埋めて(凝縮して) 凌いでいます。
下の写真は 11月下旬に露出した巣板下端を切除した群ですが、露出部分は少し大きくなっていて、彼女たちの齧り落しは継続しています。
右中の巣板下端は 彼女達が齧ったことがわかります。
≪蜜源≫ 日中は風は吹けども 気温が上がると、盛んに敷地内の蜜源に訪花しています。 … 今は何と言っても最盛期の「アスパラ菜」が大賑わいです (*^^)v … 風になびく花に必死にしがみついて吸蜜しています。
今日は開花し(ほころび)始めた 「ヤツデ」への訪花が盛んでした。
気付いたことがあります。 「アスパラ菜」に訪花するちびっ娘達で 花粉団子を着けているのは半数以下ですが、「ヤツデ」に訪花するちびっ娘達のほぼ全ては クリーム色の花粉団子を着けていました。 また ヤツデには多種の蜂やアブ、ハエがやってきます。 (妄想ですが) この二つのことが意味するのは、「ヤツデ」に訪花する昆虫の多く(ニホンミツバチを含めて)は、『花粉採取目的』で来ているのでは? と考えています。 … 吸蜜の場合は、花と昆虫の構造による相性があります。 採花粉の場合は、そういう制約がないのだと思います。
➡ これは 「ヤツデの生存戦略」なのかもしれません。 きっと 「ヤツデの花粉」は、良質なんだと思います。
今後の蜜源では、時差植栽した「アスパラ菜」や、「ブロッコリー」、「小松菜」などに期待しています。
≪巣門≫ 寒くなってきたことで、先週 巣門を減らしました。 横巣門を 3面/4面から1面に変更し、扉両端の縦巣門(x2)は残しました。 ⇒ 今後 厳寒期や強風時には、(気が向いたら)巣門の幅狭めをします。
≪アカリンダニ対策≫ 「M剤投与」では、先月粉末を少量投与しましたが、少し残ったものは消化しません。 冬期は「ショートニング投与」に切り替えることにします。 すでに少量のショートニング・パテを投与(給餌)しましたが、今後は 昨年同様「ショートニング」を直接投与します。
≪防寒≫ 過去には色々やりましたが、今回は簀の子上部の盛上げ巣枠や施用枠の巣箱の薄い板厚部分に、段ボールで囲いをしました。 … 断熱材と巣箱の間に隙間を空けると、空気が入って断熱効果が無いため、巣箱に密着させています。 ➡ 巣箱上部を密閉すると、結露が発生して良くないと思われる方がおられますが、私は 『冬期の巣箱内は 結露水が滴り落ちる状態』を目指して整えてあげています。