蒸し方式で粗蜜蝋を作って冷蔵庫やクーラーボックスで保管していました。
レジ袋に概ね4㎏程度に小分けしていました。画像の他に何袋あったっけ?
蒸し方式での粗蜜蝋は、濾過を十分にしておらず巣くずや灰汁が混入しているので、くすんだ色をしています。黒蜜欲しさだから仕方がありません。
トンカチで小さく砕いて溶けやすいようにします。
粗蜜蝋は水切ネット:不織布タイプに1kg程度ずつ入れて湯煎します。
溶けていくうちに少しずつ水切りネット:不織布を持ち上げます。
あらかたの巣くずやゴミは取れました。
ここから30分ほど弱火で煮詰めます。理由は微細なごみや灰汁が出てくるからです。
細網の天カスとりで泡をすくい取っていきます。固まってきた細かい灰汁が取れます。
冷やして固めて取り出します。煮汁はだし汁のようですね~。
表側は概ね良好です。
問題は裏側で、巣くずや灰汁がびっしりです。
水洗いして大方を取り除きます。
排水穴にミツロウを流したくないので、不織布でガードしておきます。
乾かしてから微細なゴミを彫刻刀や小型スクレパーで削り取って、2次処理を進めています。
しかし、鮮明な黄色~橙色の蜜蝋にするには、もう少し煮詰めて灰汁を取り除く物が結構ありますね~。秋の採蜜時に黒っぽい蜜が多かったから、蜜蝋もくすんでいて癖がある感じなのかな~・・・(・・?)?