今日の昼すぎ、ぼんやりと巣箱への出入りを眺めていました。気温は13度でした。そのうち巣門の発着台に舞い降りた一匹が巣門に入ることなくじっとしています。1分くらい経ってもまだ動きません。おかしいなと思いながらチョット突いてみると少し動きますが、また静止したままです。
花粉をを着けたまま静止しているので滅多にないチャンスと思い撮影です。
凍死するような気温でもないので多分寿命だろうと思うのですが、群れのために残ったパワーを振り絞って巣まで帰ったのか。自然のありのままなのでしょうけど気持ちが揺らぎます。
透明なプラスチックの箱に入れて日当たりのいいところに置いておきました。
10分くらいして見に行くと箱の中でブンブンと飛び回っていて花粉も落としたようです。巣門のところで箱から出すとサーっと飛んで行き、その直後に巣門に入る姿を見ましたがこの個体かどうかは分かりません。
後で思うことですが、ほっといても暫らく休んでから巣内に入って花粉の受け渡しをしていたのかと。力を振り絞って持ち帰った花粉を巣内に持ち込めなかった、そんな声が聞こえそうです。
野生児の日本蜜蜂にどこまで手を出していいのか? いつも悩みます。