●逃げナイン群
8時48分 今日はこの丸洞の無駄巣を除去しながら採蜜が少しでも採れるだろうか?
越冬・分蜂を済ませた跡取り6女群、 6女では働きバチが少ないでしょう!
何時ものように動画を撮る。
まったく静か! 平和そのもの。まもなく大手術が始まるのに、、この平和を壊して良いのだろうか?
並トタンを取り外したスッピンの丸洞。
初めにサイズを測った。
記憶していたサイズより細い丸洞だ。
天井板の直径を測る 36X38cm
下の写真の台所金物は万一巣落ちした時のクッション。
透明コンテナーの中はL字包丁(草取り用)パン切ナイフ
8時52分 巣門に指を差し出し挨拶。
誰も構ってくれない、指を発着台の代わりに使われる。 完全に無視されている。
下図は非常時に予備の丸洞と育児部を挟み込むスタンド。 結局これらは使わなかった。
9時5分 切り株の外板を外した。
巣カスが少々見られる。 スムシは居ない。雄蓋も死に蜂も見られない。
雄蓋は2個位が写真に写っているようだ。
刷毛で掃除。
横から撮影
下から撮影
巣落ちクッションとして台所用品を置いた。
9時10分 切り株の外板は外したままで太陽光線が入りすぎないようにカバーをした。
9時11分 天井板と丸洞に赤い線で印をつけた。 両者が離れないようにしていた止めビスも外した。
上から覗いたり無駄巣を取り除く為の踏み台を置いた。
釘抜きでこじ開けて、木片を3か所に差し込んだ。
簡単に剥がれたので天井まで巣板が来ていない盛り上げ巣かと思った。
9時18分 天井板を外すと巣板がくっ付いて簡単に剥がれた。
カスカス。
日本みつばちはそんなに居ない。
内径22X25cm これは巣板を取り出すには狭い。
巣板を上から取り出しのに狭いのであって、これからの丸洞の内径を大きくするという事ではない。
上から20cm位はカスカス。
その下になって貯蜜されている巣房が多くなった。
上から35cmほど掘り進むと幼虫が出てきたので、ここまでとする。
絶えず巣板と内壁との固着の有無を確認しながら行った。
無駄巣除去と採蜜作業の時には日本みつばちは特に何もしないのに、下へ下へと逃げて行ったので作業中に日本みつばちを殺す事は無かった。
全体として働きバチの数が少ない様に感じた。跡取り6女だからこんなものだろうか?
スムシの幼虫を1匹見たような気がしたが、たれ蜜の時には発見できない。
丸洞を立てたままでの作業なので水洗いする事はできない。
巣板と内壁の固着を無理やり綺麗に剥がす必要を感じないのでこのままで蓋をした。
天井板を閉めて完了。
実は内径を測るのを忘れていたのでしばらくしてから再び天井板を剥がしてみたら、沢山の蜂が上まで登ってきて早くも修復をしだしているのだろう?
天井板と丸洞の継ぎ目からスムシ蛾が卵を産むとまずいのでガムテープを次回に張る。
9時48分、作業を終えて内検すると特に異変は無い。
台所用品を巣落ちクッションの為にしばらく置いておく。
巣板は貯蜜が無い部位はこれだけだった。 そんなにない。