チャイロスズメバチについては、今まで見たこともなく、TVやインターネットで知識を得ていただけでした。 キイロ(ケブカ)スズメバチなどの巣を乗っ取ってしまう(突然人間の近くで営巣を始める可能性あり)とか、毒性や攻撃性が強いため、注意が必要! といった感じの認識だけでした。
すると、望まない出会いは 昨日突然にやってきました! … ひっきりなしにモンちゃんによる襲撃を受けている【カリン群】を見回りに行くと、またまた2匹のスズメバチによるアタックを受けている最中! ➡ まずは いつものモンちゃんを指で突き、もう1匹も… と想ったら、初めて見る外観にビックリ! 腹部だけを見ると、ミツバチの女王蜂にそっくり。 一瞬焦りましたが、潰さずに捕獲しました。
弱ってから撮った写真(同一個体)が以下です。 体長は25mmほどで、同定には自信はありませんが、『チャイロスズメバチ』だと思いました。
チャイロスズメバチの特徴として、外皮が硬いと言われていて、それも合致していました。 「硬~い!」 … ケブカ(キイロ)やコガタの巣を襲ってバトルになっても、チャイロはほとんどダメージを受けずに簡単に巣を乗っ取ってしまう気がしました。
他の群の巣箱も見回りましたが、最後に【カリン群】から一番離れた【モクレン群】の巣箱でチャイロを発見!
やはりネット内で餌の物色をしていたので、デコピンで麻痺させました。〔写真右〕
さらに台座下部のネットに引っ掛かって動かないチャイロを発見!〔写真左〕 … これは住人のちびっ娘達によって巣門前で焼かれ、その後落とされたんでしょう。 硬い外皮は熱殺蜂球には無効で、ニホンミツバチ達は対抗措置が採れていることがわかりました。
また、動きの素早いチャイロスズメバチをミツバチ達が蜂球で捉えるのは難しいはずですが、「防鳥ネット」が蜂球形成を手助けしていると理解しています。
それにしても 昨日3匹の個体を確認しましたから、恐らく10匹以上が来襲しているのでは?と思います。 発見時 防鳥ネット内に入ってくれていれば駆除は楽ですが、ネットの外側に居ると、撃墜の難度が高まってしまいます。 オオスズメバチがやって来る前に、悩みの種が増えました。
余談ですが、チャイロに刺されると オオスズメバチに刺されるよりも痛い!という解説が目に留まりました。 ということは、毒(=薬)の種類が豊富である可能性があるので、新たな『ハチミツ浸け』が開発出来そう! と期待も膨らみました (^^♪