投稿日:10/13 11:26, 閲覧 61
今春の4/21に ウメ群の巣箱上方に設置してあった分蜂集合板に蜂球を作った 極小の分蜂群。 どうしたいのか 様子を観ていましたが、3日目に止む無く 強制収容した群です。 ただ余りにも蜂数が少なく、生き延びることも難しく、強勢群になるなど 想像もできず、ただ傍らから眺めてきました。 … でもニホンミツバチ達は、我々の想像を遥かに超えます!
それが最近では 営巣群の中で一番元気な群に育ちました。 〔これまでに多くの栄枯盛衰を観てきました。〕
今朝 巣箱内を覗くと、蜂塊下端が3段目を越えて垂れ下がって来ていたので、1段継箱をしました。
そのついでに、この群の簀の子上の盛上げ巣は 2段がフル状態になってきたため、盛上げ巣の1段目を採蜜させてもらいました。
盛上げ巣の2段目の上面の状態が以下です。
2段目の盛上げ巣は十分に成長しているので、1段目を計画通り採蜜することにしました。 今回 下の写真のように 簀の子上に蜂蜜が流れ出る結果に! でも みんなが舐めてくれるので、問題ありません。
採蜜した盛上げ巣のほとんどは 充実した貯蜜(大半に蓋掛け)がありましたが、外周のハチミツの充填度が低い部分は、【無王群】に給餌してあげました。
無王群の方は、簀の子上に蜂塊をつくっていましたが、昨日チェックすると 簀の子下に移動していました。 また 簀の子上に並べた空の巣板を齧り落していて、ワーカー達は 最期のお勤め=巣板の形成 をしているのかもしれません。
ところで、これはあくまで私個人の話で 誰にも倣ってほしくないことですが、今回の継箱・採蜜作業で、防具(綿布や手袋)無しが 丸4年となりました。
私は 観察目的でちびっ娘達に近くにいてもらっているので、防具は 双方の間を隔てる障害物に他なりません。
視覚的・聴覚的にちびっ娘達の様子が捉えにくくなるだけでなく、ニホンミツバチに対して最も重要な「ゆったりした動作」が疎かになってしまいます。
勿論、刺されたら こちらは痛い思いをしますし、ニホンミツバチは命を落とす訳ですから、これは避けなければなりません。 そのためには ニホンミツバチの(刺す前の)警告をより早く察知して 危険な状況を回避する必要があります。 … キャリアによって それができるようになるのだと考えています。
今日も 幸い緊迫した状況になることはなく、作業の一時中断もなくて済みました。
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...