いっぱいになっている巣箱に継ぎ箱するには1段採蜜が必要。と思い、採蜜の時間帯や天候を質問させていただき、だいぶイメージが湧いていた。
郡上に巣箱や簀子を作る用具一式があるため、取りに行くついでに、、、、郡上群への継箱を行った。
去年作った継箱はなぜかすべての箱に巣落ち棒が付いていない。ひたすら巣落ち棒を付けて各巣箱の足元に置くことにした。これで今日継ぐぞ!にいなっても慌てなくてよい。
【郡上群1号】
この群は3段目の巣落ち棒が隠れるところなので、次回継ぐことにする。
【郡上群2号】
こちらはまた危なくびっくり人間になるほど蜂が増えて・・・一番下の箱の巣落ち棒が見えなくなっていたので、1箱継いだ。もう一人では限界かな。この机の上というのが世話しやすくていいのだが、もう持ち上げるのに力が入らない。まだ梁が残っているので、そこに滑車を付けることを許可してもらおう!鉄管滑車より安定するだろう。
まぁ、とにかくすごい勢いの2群が向かい合って置かれているので、ずーっと時騒ぎのようだ。アカリンダニ対策にメントール10gづつ入れてきた。気温が低く気化していないようなら、次の策だ。
明日は名古屋群の採蜜だ!と郡上をあとにする。
朝起きると、ザーッと雨の音。
むむ。そこから5分に1回天気予報の確認。午後から雨は上がるようだ。先に延ばすと数週間この作業はできない。「曇り」で決行とする。長くやっていればそんな日も来るだろうと雨が上がるのをひたすらまった。
13時過ぎ、気温20度、小雨が上がったばかりで蜂の出入りはほとんどない。まわりの枝を少しはらって作業しやすくする。まずはイメトレ。
イメトレをしながら、袴を外したりすのこを取る直前まで準備する。長時間化に備えトイレに行って、飲み物も用意して、、、、面布の付いたジャケットを着た。私が箱を切るのに力を入れ過ぎ巣箱を倒してしまうのを抑えてて!と頼んだ妹も準備万端。
コンコン叩き、風を送る。。。これで蜂が移動したのかはわからない。簀子を外すのにマイナスドライバーを差し込むがぎっちり付いているので差し込めない。ワイヤーをかけるがうまく引けなず力を入れても木に食い込みうまく引けない。用意してあったナイフを入れるが固い!
待て待て、落ち着け、、、もう少しきちんとマイナスドライバーで四隅を持ち上げることにした。
1/4回転とは言わないが四隅を持ち上げた。そこへワイヤーを入れ引く。入った!そして簀子が取れた!!
すっかすかではなさそう。さてその下を切り離して採蜜だ!同じように四隅を浮かせてワイヤーを入れる。
入ってしまえばすっと切れた。
入ってるねー!これは次回までお預けで。
前回の採蜜は消滅群の箱の整理だったため、収穫した巣は常温だった。
今回の巣板は蜂たちの暖かさを持つハチミツだった。この手に感じた蜂たちのぬくもりはきっと一生忘れることはないだろう。ありがとう。またよろしくね。
採蜜作業中、蜂たちはほぼ無音で箱の中にいた。簀子近くにいた蜂が飛んでたくらいだった。
その様子から夕方まで待って継箱をする予定を変更。蜂がちが静かにしているので「このまま継いじゃおっか!」と箱を継いだ。採蜜より、こちらの方がちょっと中で騒いでいた。
蜂の数が多く、まだまだいっぱい感満載だ。
雄蓋もちらほら落ちているので、分蜂かもね(^_^;)蘭はないから、誘引剤頼みますっ!
溺れた蜂を救うのに夢中な妹と甥っ子。
今回被害にあった蜂は20匹くらい。ほとんどが簀子を外す時にやってしまっている。移動させきっていなかったと思われ。次回もっときれいにやる。
今回のハチミツは透明で琥珀色だった。糖度は80度~82度。用意していた瓶が全部無くなったので今日はここまで!
輝いていて美しい美しいハチミツだった。
しかし・・・ここんところずーっと蜂で土日が使われてしまい、他のことが全部先送りになっている。1週間に土日がもう一回欲しい。
日曜日→月曜日→火曜日→土曜日→日曜日→金曜日→土曜日。なんてすばらしい!安倍さんよろしく!