このタイトルからして私にとって衝撃的な日誌なのは疑う余地もない。
蜂が溢れたため、継箱をするために、採蜜をすることにした。作業は8時半スタート。
無限ループに入った垂れ蜜BOXも次の採蜜に向け、前回の巣屑たちはミツロウ精製BOXへ。
暑いの暑くないので言えば人間が暑くない。でも過密になった蜂たちと巣箱の中は暑い状態となっているのは間違いなかった。あなたたちは一晩外にいたのかい?
採蜜はもう落ち着いてできる自信があった。蓋を取って簀子を外したあたり。。。
蜂たちはみんな中に入った。なぜかはわからない。
簀子の下のイメージはこんな感じだった。↓これは2週間前に採ったときの2段目の切り口の写真。私の中ではこれに簀子を乗せただけのイメージ。
が、簀子を外すとこうなっていた↓
縁が丸く蜂たちで整えられていた。巣の中にハチミツが垂れていかないように口がすぼめられている。ふーん、なるほど。
そして1段切る。ここで私はこの時期。。。1週空けただけの採蜜でのBIGミステイクを犯す。矢印の方向に、針金を入れて引いた。切り取って1段外したら、巣板が折れていた。柔らかい。
これ、大丈夫かなぁと思いつつ、1段切り離し、蓋をしたころ蜂たちが出てきた。
扉を開けて巣が下まで落ちていないことを確認。蜂たちはあれを補修してくれるのか??
気温が上がらない速いうちに継箱した方がいい。そしてこれからの暑さとこの巣板が入った箱をいじりたくないので2段継ぐことにする。甥っ子を呼んでくる。
おばちゃん、4回刺されているし、、、、大丈夫って言われてもたくさん出ているからそこに継ぎ箱すると襲われない?とまじめに思っている甥っ子は葉隠さんのおっしゃる受け入れられるのかを確かめていた。それが功をそうしたか継箱は蜂を殺さず2段積むことができた。ぼたんさんの指摘の足場も置き直した。
「あぁ、簡単だった。」がんばれば妹と甥っ子と私で継箱だけで来たかもしれない。巣板折らずに済んだかも。ちらっと思っていた。蜂たちもそろそろと入り始めていた。
そして、巣とブロックを〆ているベルトを締め直した時『ごそ』。蜂たちが大きな羽音を立てて出てきた。
どうした?どうした??
この一連の中で一番蜂が外に出た。扉も巣門もわからない。
そーっと扉を開けると
巣落ちした。白いきれいな巣も落ちていた。真ん中の1枚が落ちた。折れた巣板はあと2~3枚ある。これからどれくらい落ちるんだろうか。もうこれ以上触れないので扉を閉めた。妹と見守る中、蜂が羽音を立てて騒いだのが1回。落ちたのかもしれない。時騒ぎも始まり出入り口の無い巣箱に蜂が飛び回り群がっていた。
これ以上の巣板に被害がないことと、このアクシデントに女王蜂が助かっていること、これからも無事であること。蜂たちがこの巣を捨てないこと。。。蜂の神様に祈る項目が多すぎる。
しっくりきていない感じがさらに強くなった。
この群もそうだが、郡上の2群もモーレツに蜂数を増やしている。明日は郡上群の継箱に行く。あっという間に巣板の伸び・蜂の数により箱から蜂が溢れる。解決策は継箱?ほかには?簀子の上に蜂を逃がすことはできるのか?
積み上げ過ぎるのも転倒のリスクから、採蜜を必要とする。しかし、これから先名古屋では採蜜は巣落ちリスクが高い。え?え?
今回は採蜜が余分だったとも思えるが巣門箱入れて7段は蜂数が増えた時に対応ができない。
今年も連日43度だったらどうする?暑さ対策の蓋に替えるのと。今彼らにできること・・・思いつくのはそれくらいだ。
逃亡に向け、誘引剤付き5段の待ち箱を置く。
(その後3時間の段階で探索蜂が行っていると妹から報告。がびーん(T_T))
蜂場をあとにした。
ハチミツは今の段階で4リットル弱。あと0.5リットルくらいは垂れると思われ。糖度79度。
これが最後の採蜜とか言わないでね。