なんとなく出て行くかもしれないなと最近思っていました。落胆や悲しみの感情は不思議と湧きませんでした。皆さん、何か事情があったんだろうねぇ。と受け入れられるのです。それだけ自分が成長したからなのでしょうか?ナンチャッテ
逃去はおそらく昨日。Artemisさんの屋根裏保護収容のお手伝いに1日留守にしている隙に出ていったようです。新蜂の数が5匹くらいであること、蟻の数がまだ少ないことから、出て行ってからあまり時間が経っていないと思ったのです。春の分蜂入居には立ち会うこともできたので、出て行くときも見送ってやりたかった。
とりあえず原因を調べるために巣板を撤去しました。1枚目、一番左の小さな巣板から撤去。
2枚目。左から外して行きます。
3枚目。
4枚目。
5枚目。
6枚目。
7枚目。最後です。
撤去完了。
逃去の直接の原因はスムシだと思います。食害されて自分たちでかじり落とした痕跡があります。巣板を取り外して確認すると、中央付近がかなりやられていました。外から見ると綺麗に見えますが、中の方は手の施しようがない状態でした。端っこから侵入し、猛威を振るうのはど真ん中というのが厄介ですね。私はこれまで、スムシが入るのはまず最初に何か不具合があり、その弱みに付け込んで入るので、健全な群がいきなりやられるということは無いと考えていましたが、ほんの少しでも油断すると一気に入られる、入ったら最後、糸を吐いて作ったバリケードはなかなか手強いのです。
なぜ逃げるかもしれないと感じたかと言うと、この群はちょと上品過ぎました。猛烈な勢いで出入りする様子はほとんど見ませんでした。蜂の元気がないなぁ、、、と感じたら巣脾の状態をしっかり調べることが大切、、、蜂が取り付いているので調べようにも無理なのですが。