6段積みの一番下の巣落ち防止棒まで巣が到達してしまったせいか、毎晩巣箱には入れない子達が外で過ごしていました。もう朝晩は随分と気温が低くなっています。
このままでは冬を越せないと思い、一段採蜜をして継箱をすることにしました。農薬の被害でたくさんの子達が死んだので、直前まで悩んでいたのですが、巣箱の外で不安そうにしている子達を見たらなんとかしなくては!と思い決心したのです。
内寸25cm角高さ12cm 4段+15cm 2段の計6段、6段目の巣落ち防止棒まで巣が来ています。これは女子2名の力には余ると思い、ホイストロープを買って来ました。背の高い脚立は女子の持ち物にしてはちょっと勇ましいです。
採蜜よりもクランプを使ってホイストで持ち上げる方が不安でYouTubeを見ながらセットをして「美輪明宏さんだね〜。」などと緊張をほぐしながら持ち上げたところ。。。
。。。もう見てわかると思いますが、はい、頑張りましたが高さが足りず巣箱1段入りませんでした。元に戻して、採蜜をしてからの継箱となりました。やっぱり、手順を紙に書いて貼っておけばよかった。
すのこと巣箱の間3方に100均のスクレイバーを差し込みワイヤーを使って切り取ると、夢に見た蜜をたたえた巣が現れました。その下は同じようにスクレイバーを差し込んだ後、100均のパン切りナイフで左右から切り込みを入れ切り取ると
なんて美しいのでしょう!何匹か蜜に溺れた子がいたので巣門近くに置くと、中かから出て来た子が2匹がかりでなめてあげていました。
切り取った巣はアマゾンで買ったオーガンジーで垂れ蜜にしています。
継箱をした巣の中は広くなりこれで外で過ごす子もいなくなるでしょう。午後には元気な時騒ぎも見られ安心しました。
夜は成功を祝い女子2名の祝宴となり、寺田本家の醍醐のしずくを美味しくいただきました。
「生酛の原型とも言われるこの仕込法は空中に浮遊する天然の乳酸菌と酵母菌を採り込む自然の力を利用したもので「どぶろく」の基本的な造り方です」
と書いてあり、とろっと甘い生きたお酒の味がしました。