しばらく留守にしている間、近くの友人に蜂たちの様子を見てもらっていました。昨日の午前中、「巣箱の外で蜂がたくさん死んでいる。もう泣きそう。」と連絡が来たので詳しく聞くと、底板を引き抜くとたくさんの死骸があり元気な蜂が一生懸命外へ運び出していると言います。底板の上の死骸は全て集めて別の場所へ置いてもらいました。
夜になって家に戻り、巣の様子を見ると
巣箱の下でたくさんの蜂たちが死んでいます。周囲にも同じくらいの数の死骸がありました。
朝になってもう一度様子を見て死んでいる子達はすべて集めて別の場所に移しましたが、もしかしてと不安になり底板を抜くと、ドサっと黒い塊が落ちて来ました。
ほとんどが死んだ子達でした。
あまりのショックに放心状態になりしばらくそこを眺めていましたが、蟻がきて引きずって行く様子を見て慌てて小さなほうきとちりとりで死んだ子達を集めました。
昨日と今日で死んだ子たちは集めただけで600匹くらいいました。
死んだ子達はみんな赤い舌を出していました。
その後、地区の委員さんが訪ねてきたので聞いてみると今の時期は野沢菜に農薬を撒くのだそうです。野沢菜はたくさん虫がついて大変なんだと言っていました。どんな種類の農薬を撒くのか聞きましたがそこまではわからないそうです。農薬を撒くことを「消毒する」と言いますが私にしてみれば「毒を撒く」以外の何物でもありません。一体なんの毒を消すというのでしょう。
これだけの数の被害がありましたが巣を守るくらいの数は残っているようで少し安心しました。
それでも巣箱に収まりきれない子達が毎晩外で過ごしているので継箱をしなければなりません。