私がする防寒なんてなんの役にも立たないんだろうなーと思って防寒対策をしない予定だったが。。。来週の郡上は冬の中。だめだ!やっぱり行く!と最後の薬入れと防寒対策に郡上へ走った。
郡上に到着後、熊対策のコンパネを外し中に入るとそこは一面の蜂の死骸だった。
私のモットーは『人生の振り幅は最大に』。ボチボチの暮らしより振り幅を最大にすることにうれしいことはMAX、悲しいこともMAXの人生を歩みたいと思っているが・・・この蜂の死骸を見ると本当にへこむ。蜂を飼い始め感動したこともたくさん、うれしいこともたくさん・・でも蜂なんか飼わなければこんな悲しい思いもしないで済んでいるのだろう。
<郡上群1号>
アカリンダニ感染群(徘徊とKウイングを1度見ただけで、後は正常に稼働している)私の蜂人生はQ&Aの日誌頼りなのだが、去年のアカリンダニ死滅群の今頃の日誌を読み返すと下痢でひどい状態だった。こいつらにそれはない・・・そして年内最後のギ酸を足すために蓋を開けたら、、、溜まっていた熱気が上に抜けてしまったようで、中から蜂が出てきて大騒ぎとなった。
「あ、寒いな、ごめんごめん。」生き残っている蜂たちは元気だ。
ギ酸がしみ込ませてあるスポンジの蓋は湿気で水滴がついていた。ってことはここは暖かい。このままくるんで蜂の熱気で気化を狙う。地主さんに手伝ってもらい、箱を一段外した。
↓先週11月24日
↓今日12月1日
ひどいねー。本当にひどい。このメンバーでこれからの4ヵ月どうしろっていうのか。。。やっぱり、宿主を殺す寄生の意味が分からない。
防災シートを腹巻スタイルで巻き、底板の下に毛布を入れ、巣箱全体を毛布でくるんだ。
吹雪が来ても少しはましなのではないか・・・と思いたい。
<郡上群2号>
こっちも蜂が減っている。アカリンダニ発症か?ギ酸を追加するために蓋を開けるとこっちも「寒いじゃねーかよー!!」と大騒ぎになった。蜜は4段分。今年の分蜂群に越冬に十分な蜜はない。がんばれ。
同じように防災シートと毛布でくるんだ。
今年は一生懸命アカリンダニを予防したつもりだった。こいつらも一生懸命蜜を集めた。でもアカリンダニ感染と十分な蜜を備蓄できなかった。来年私は何を策として追加したらいいのかわからない。また1年年を取る。
<考察>
スズメバチ逃亡群。2~3日蜂が出てこないと連絡があった。毛布でくるんでやってとお願いた。今日は外に出てきたと連絡。
この逃亡群の変化に・・・毛布1枚でも暖かいのも!と思ったのが私の郡上群への防寒をしに走るきっかけになった。
夜・・・蜂たちは固まっていた。こちらもがんばれ!!
↓一週間前の写真
今回の考察は、この群は針金を避けて巣板を作っている。それはきっと針金の熱伝導であっという間に温度が奪われるのだろう。寒い地域は針金の巣落ち防止棒は避けた方がよさそうだ。
<番外>
シリコンのティーストレーナーを購入。来年はこれに何か詰めて底板の上にもおけるようにする。
ギ酸を入れたら・・・シリコンと反応して変なガス出そうだが(^-^;