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ニホンミツバチ
ニホンミツバチを可愛いと思うのならば

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
初めまして。名前の最後に「さん」はいりません。打つのが大変だから「はっちゃんさっちゃん」でお願いします。6年目の初心者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿日:2020 1/16 , 閲覧 909

エノキ群が巣落ちした時に、落ちた巣を最上段の給餌箱に収める作業をしていた時の事です。

ズッシリと重たい巣脾にはたくさんの蜂たちがくっついていて、乱暴に箱に放り込むわけには行かなかったので、最上段の箱の口の横にベニアのテーブルをビス止めし、その上に巣脾をそっと置いて蜂たちを巣箱に誘導していました。ゾロゾロと巣箱に向かって歩いてくれたのですが、ポツンと一匹だけ丘の頂上で動かないはっちゃんがいました。しっかりと巣脾にしがみついて、羽がもげるのでは無いかと言うくらいの勢いで旋風をしています。それは少なくとも旋風をすることでどのような効果があるのか、何を目的に旋風をしているのか、本人に聞いてみたところできっと答えられなかっただろうと思えるくらい、無意味に無我夢中で何かに必死でした。そんな光景、ミツバチを飼っている方なら一度や二度は見たことがあるのでは無いでしょうか?わけもなく死に物狂いで旋風する。理由はきっとこうです。

何か恐ろしいことが起きた。みんなで頑張って作って来た蜜蔵が破けた音がした、蜜が流れ落ちている。どうすれば良いのかわからない、仲間の指示も無い、みんな逃げ惑っている、たくさんの仲間が死んでしまった、女王様は無事?自分に何かできることは無いか、何かしなきゃ!何でも良いからとにかく頑張らなきゃ、、、みんなで頑張らなきゃ、、、

「取らないから、、大丈夫だから、、」と呟きながら、スポットライトを浴びたその場面をじっと見つめていたら、なぜか私の目から涙が溢れ、頬を伝っているのを感じました。気が狂わんばかりに羽ばたくことしかできない彼女の姿に胸が締め付けられたのです。


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それは8月31日のことでしたが、その時のことがショックで、秋に予定していた採蜜が憂鬱になりました。大きな台風が来たり、思ったよりも貯蜜が少ないことが判ったりしたことで、管理する全8群の採蜜は全て見送る決断をしたのですが、少しホッとしていたのが正直なところです。「採蜜しなくて済んで良かった」と思っている自分に薄々気付いていました。

昨日、質問を投稿しました。「菌根イソギク 」なる植物についてです。ネットで調べていたら菌根イソギクを販売しているサイトに辿り着き、それを読んでいくうちに、その代表者の方のブログがありました。リンクを貼っても良いのですが、iPadで上手に表示できなかったのでスマホでも見れないかもしれないと思い、URLの下に書かれていた内容を念のためコピペします。上がサイトのトップページ、下が問題のブログです。ブログの内容は一部意味不明な表現があるので、肝心な部分を抜粋する形で貼ることにします。

http://www.cymbi-mogami.co.jp/mitubati2.html

http://www.cymbi-mogami.co.jp/burogu%201.html

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宇井清太はミツバチについては素人。でも、花と訪花昆虫、鳥については見てきた。更に当社はサクランボの中にあるので、農業とミツバチの関係を考えてきた。奇跡的な植物「菌根イソギク」を発明したことで、50年前の農業人に戻ったつもりで、農業という側面とミツバチ、ハナバチ、ハエ・・などを含めて、宇井 清太の考え、日本蜜蜂サポート普及会のことなど記述してまいります。なるべく「中抜け」「似非研究者」にならないように、これまでに例を見ない視点から少し濃密に植物、花、蘭について記述してまいります。ミツバチについては専門家におまかせして、素人の宇井 清太は書きません。日本の農業とミツバチ、ハナバチに視点を置いて記述して行きたいと考えています。このサポート普及会は、日本蜜蜂、ミツバチに特化しないで、菌根イソギクに通う昆虫すべてをサポートいたしてまいります。なぜなら、サクランボ、リンゴ、ナシなどの果樹、トマト、キュウリ、ナスなどの虫媒花を訪れるのはハナバチなどのミツバチ以外の昆虫がより多く交配しているからです。養蜂家の採蜜ということも大切ですが、農業を考えたとき、これからは、更に広い視野が求められると考えています。

ミツバチといえば花。宇井清太76歳まで花と共に人生を歩んできた。この年齢で記述するには相当大変で、文中に間違った記述、誤記などもあると思いますが、ご寛容のほどお願いいたします。

宇井 清太が日本蜜蜂に興味を持ったのは・・・・キンリョウヘンが日本蜜蜂を誘引するという情報と資料を、10年以上前に当時高校教諭であった「菅原道夫氏」から頂いたことである。今でも、この資料は保存してあるが、この当時、シンビジュームはラン科植物だから、虫媒花であるが、受粉と関係ないところで、別な要素で、日本ミツバチの女王蜂が寄ってくるというのは、大発見であるが、花とミツバチの関係からすると、こういう進化をどう説明するかという疑問があった。これは現在でも解明されていないのではないか??

その当時想定したのは、この誘引作用を使って、必ず日本蜜蜂を「捕獲」することを考える人達が出て、幼稚な飼育技術で日本蜜蜂を「絶種」させるという危惧であった。原種日本蜜蜂養蜂技術というのは、簡単な技術ではないからである。この危惧が現実となり、キンリョウヘンをトラップにして「捕獲」する・・・〇〇保存会というものが生まれた。キンリョウヘンを「ミツバチらん」と呼称して販売する東洋ラン業者も現れたことは、皆さんもご存じのと通りである。

宇井清太はラン栽培コンポスト「SUGOI-ne」を発明していたから、キンリョウヘンも素晴らしい生育するので、この人たちにもご使用いただいたが、素人がラン栽培など出来るわけもなく、栽培法を学ぶために、宇井 清太にお問い合わせくださることもなく皆さん失敗。植物栽培で最も難しいラン。温室を持たない人が簡単に作れる植物ではない。これと同じ線上の安易な考えで、日本蜜蜂を捕獲して「養蜂」出来るほど、日本蜜蜂は簡単なハチではない。「蜂群崩壊」「蜂児捨て、消滅」「ダニ」「農薬での死滅」「地球温暖化による蜜源植物への影響」「天敵スズメバチの大繁殖」。ご趣味の日本蜜蜂愛好でプロから見れば本当に幼稚な技術で、本当に「保存」は出来るのか??・逆に「捕捉」すればするほど「絶種」させる危険があるのではないか?これは、日本の山野草愛好会と非常に似たことである。愛好家が増大するにしたがって日本の山々から美しい山野草はなくなった!「乱獲」による「絶滅」である。本当にそういうことが日本蜜蜂では起こらないのか???なぜ、こういうことを書くかというとミツバチの命は蜜源の「花」である。保存会で開催する「収穫祭」で蜂蜜に相当する「花」を栽植しているかということ。収穫という言葉は、逆のミツバチから見れば略奪されたということ。

貴重な蜂蜜を・・・堪能!保存会の皆さんの笑顔は・・・ミツバチ奴隷の苦しみの証。貴重な日本蜜蜂のハチミツは・・・人間にとって貴重なのではない。ミツバチにとって貴重な食料である!捕獲して略奪する貴重なハチミツは奴隷化された日本蜜蜂たちの・・・涙である!

山形県にも残る狩猟マタギ。そういうのと異なる。九州のミツバチ名人は「マタギ」のDNA。共生であるがそれと違って、言っていることと行っていることが違うと言う感じ。ミツバチという小さな昆虫は他人の山、土地から生きるために蜜、花粉を集める。小さなドローンである。東京なら皇居にも出入りできる。つまり、ハチミツを収穫できるのは、ほとんど他人の土地の花から得られる。だから蜜源植物を植える気持ちが疎かになる。オイシイよこどりの狩猟民族のDNAである。人々も働きバチの土地侵入にはあれこれ言わないから成立する趣味である。ミツバチが生きるために集めた蜜を収穫という言葉で横取り、略奪するのを趣味にする。スズメバチが蜜を命がけで奪いに来るのと大きな違いはない。もっと残酷な趣味である。ミツバチ中心より人間を中心に置いた愛好である。

罪滅ぼしに楽園を、糖源郷を作る・・・宇井清太の理念である。ハチミツ1kg作るのに花がどのくらいの数、量が必要なのか???このことを考えればご自分の土地、屋敷の花ではない事が理解できよう。プロの養蜂家が飼育しているセイヨウミツバチは改良された「家畜」である。原種の日本ミツバチとは根本から異なる。つまり、謎の多い日本蜜蜂を安易に「保存」という言葉を使うことが望ましい事なのかということ。「蜂児捨て、消滅」という行動はなぜ起こるのか。こういうことを解決しないうちにトラップでゲット!「保存」は人為的に出来るのか。ダニ駆除剤でも革命的な発明が生まれなければ。養蜂界にこういう大発明が、特許が取れる発明が無いと「保存」は難しい。ならば自然の状態で日本蜜蜂の生命力で、種族を維持持続させるのが王道であろう。日本本来の蜜源植物が時代の変遷の中で激減している。ならば日本の固有植物を蜜源にすることが理想であるなら宇井清太の発明した菌根イソギクを最終蜜源として用いることも、一つの方向であろう。少なくとも冬を飢えさせないで済む。生命力を持続させることは可能である。侵略的外来植物であるセイタカアワダチソウに最終蜜源に依存する時代ではない。

日本蜜蜂の捕獲を止めよう。日本蜜蜂を捕獲したら、その群が生きられるだけの蜜源植物を植えよう。これは・・・当たり前のことである。これまで、こういうことが最重要な案件とされないで来たのは、「小さなドローン」のミツバチを利用してきたからである。今日も・・・短い命を燃やして無心に蜜を集めるミツバチの姿は・・・哀れ。

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どこかの国の兵士に機関銃で処刑されているような衝撃を受けました。返す言葉が見つかりません。がっかりしました、自分の、人間の傲慢さに、しょんぼりしてしまいました。

私だってハチミツ舐めたいです!採蜜して、可愛い瓶に詰めて、巣箱を置かせてくださる方々にプレゼントしたいです!売ろうとは思わないけど、好きな人にお配りして喜ぶ顔が見たいです。

だからそのために、私はもっと勉強したいですし、花を植えたいと思います。このサイトには「ナントカツリーの種を撒いたら芽が出て来ました!」とか「この花の名前を教えてください」とか言う質問や日誌に溢れています。「花を訪れるミツバチの写真コンテスト」が開催されています。素晴らしいことだと思います。

コメント30件

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/16

はっちゃんさんちゃんへ

一緒にやろうよ!

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/16

うん。

やりましょう。元気出て来た

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/16

はっちゃんさっちゃんへ

はっちゃんさんちゃんは私と比べたら物凄い研究家で技術力も高いです。

そのはっちゃんさっちゃんが宇井さんの考え方に同意してくだされば、もう鬼に金棒です。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/16

「なぜ採蜜するのですか?」と質問したら、「かーちゃんが金くれないからハチミツ売った金で今から大五郎を買いに行くんだ!文句あるか!」って言う人の方が「ミツバチを保護する活動をしています」なんてチャラいセリフよりもどんだけマシか。

自分が何をしているのか、何のためにしているのか、自覚して行動したいです。このサイトにはそれができる賢者もいて、頼りにしています。

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2020 1/16

はっちゃんさっちゃんさん、

私は今の蜂友さんらと出会うまでは日本みつばち巣箱からの採蜜はしておらず、周囲に配る蜂蜜は西洋ミツバチから採ったものを充ててきました。元々観察が主目的でしたから採蜜はしないことを考えていたのですが、蜂を飼っているとわかると周囲の目がありますから、理解を得るためにも、また喜ばすためにも蜂蜜収穫が必要でした。

加えて、以前の飼い方では日本みつばち群の5年以内の棲み換えが必ず自然に行われていたのが、蜂蜜を収穫する様になって以降、結果的に永続的飼育(もちろん逃去が0になった訳ではありませんが、) が出来る様になった感があり、日本みつばちでは蜂蜜採取が、限られた空間で棲まわす飼育という形態の中にあっては必要なこと、と考える様になりました。

ゴンパパ 活動場所:島根県
投稿日:2020 1/16

はっちゃんさっちゃん、おはようございます。
宇井 清太さんの「菌根イソギク」のサイト、ブログも訪ねてみました。
考えさせられる部分も沢山ありました。ニホンミツバチが単なるブームで、採蜜が主目的だったり、ミツバチを理解しない(しようともせず)捕獲し、身勝手な飼育をするのは憤りさえ感じます。

自然群を捕獲するのは良くないような表現が見受けられましたが、私は一概にそうだとは思いません。昔のように山林が豊富にあって、本来の棲家である樹洞もあちこちにある環境ではなくなってきています。
農薬や電磁波などの影響も本来野生であるニホンミツバチにとって非常に暮らし難い、いや、生きていく事すら難しくなっている環境です。
こんな環境で、そっとしておいてニホンミツバチが増えてくれるでしょうか。手を差し伸べなければならないレベルに達してしまっていると思います。そうしてしまったのは私達人間なんです。
未だに分蜂群を見つけると大騒ぎで殺虫剤をまき散らし駆除しようとする。
都合の悪い虫は殲滅する。雑草と称する植物は除草剤と云う名の毒薬で土ごと抹殺する。そんな考え、行動を変えて行かないと物言えぬ生物は絶滅してしまいます。そうなってからでは取り返しがつかない事は皆知っている筈ですが、何故か他人事。
自然巣を取込むのでは無く、分蜂群を保護、飼育し、その分蜂群の一部を取込み飼育。他の分蜂は自然界で暮らして行くことを願って送り出す。
これが私のニホンミツバチとの付き合い方のスタイルです。

蜜を販売する事は責められる事ではないと思います。
2~3群の時は、販売するほどの量でもないし、収量も安定しないので販売は考えておらず、お世話になっている人にプレゼントしていたのですが、「いつも貰うばかりで申し訳ないので売ってほしい。」と言われたのがきっかけで、少量、有る時だけ販売しています。
また、巣箱材料や関連したグッズ、道具の購入費用も年金生活者にとっては負担が大きいので、売上で費用の一部に充てています。

個人が出来る事はあまりにも微力ですが、出来る事から行動します。

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/16

ゴンパパさん

おはようございます。

出来る事から賛成です。

前にも一度だけ書きましたが、犬の散歩でゴミを見つけたら、翌日には必ずゴミを収集します。

日本みつばちとどう関係する?

勿論、人間にも生き物にも良い環境にするため(恥ずかし笑い)

葉隠 活動場所:佐賀県
投稿日:2020 1/16

はっちゃんさっちゃんさま

* 菌根イソギク … 植えてみたいです。

* 果樹、トマト、キュウリ、ナスなどの虫媒花を訪れるのはハナバチなどのミツバチ以外の昆虫がより多く交配している。… 同感です。

* 日本蜜蜂を「捕捉」すればするほど「絶種」させる危険があるのではないか? … 私は駆除されることの多いニホンミツバチを毎年複数保護しています。野生群はオオスズメバチに滅ぼされることが非常に多く、巣箱飼養はこの天敵から守ります。その生存に貢献する面があります。

* 日本蜜蜂の捕獲を止めよう。… 捕獲を止めれば日本蜜蜂が繁栄するとは思いません。ツバメに軒下を貸す以上の意味があると考えます。

* 採蜜=略奪 … そのとおりです。採蜜時には蜂は退避して蜜を人に進んで差し出すように見えます。それは皆殺しに遭わないための知恵のように思います。人間が食べる行為は全て、命をいただくことです。例外は果物です。「ハチミツは奴隷化された日本蜜蜂たちの涙」… その発想で言えば、焼き肉は殺される牛の断末魔の絶叫です。米は、裸にされ抗議できない粒々の声なき声です。何も食べられなくなります。

* 自然の状態で日本蜜蜂の生命力で、種族を維持持続させるのが王道 … 100%支持します。

* 前半の「… … 胸が締め付けられた」までを音声にし、動画を作ってみたいと思いました。(^^;

たまねぎパパ 活動場所:兵庫県
投稿日:2020 1/16

おはようございますはっちゃんさっちゃん

私も地元の大先生に密源植物の植樹を言われて、今回裏山のヨシを伐採して植えるきっかけになりました。(まだ途中で出来ていません)

極楽トンボさん、ハッチ@宮崎さん、ゴンパパさん、葉隠さんの お言葉が理解でき自分の進むべき道と同じ方向を向いていて安心しました。勿論はっちゃんさっちゃんも同じです。

頑張りましょうね。(^^)/


はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/16

ハッチ@宮崎さま、永続的飼育と言うのは、下に継いだら上を取っての繰り返しでグルグル回して行けると言うことですよね?それが理想的なタイミングでできるのが名人と言われることだと思いますし、憧れます。末娘が元巣を引き継いだ時に、上にある使い古したボロボロの巣は取ってあげないと、空室が多ければそれだけスムシも入りやすいですし、無駄空間が上に広ければ温度管理も大変ですし、メントールも遠くなるから効きにくいでしょう。

ハッチさんが採蜜してる光景を想像してみたのですが、それは羊飼いが羊を床に押さえつけてバリカンで無造作に刈っているのに似ていると思いました。メーメー嫌がるんですけど、終わったらケロっとしてトコトコと走りながらくしゃみしてるのです。羊飼いはその毛を売ってパンとワインを買うことができ、羊はそのお陰で病気にならずに過ごせるのです。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/16

ゴンパパさま、少しでも自然に良かれと思う気持ちと、無知であるが故に思い知らされて愕然とし、恥ずかしい思いを経験することが、ここ以外でも多くあり、毎日のようにあり、情けなくなります。

ミツバチを飼うと言うことはどう言うことなのか、まだまだ勉強が足りないと感じています。いちばん罪深いのは、知らないでやっていると言うことだと思うのです。

日本人は花が大好きです。四季があり、人生の名場面の中に花は必ず登場します。自分が成長し、何かに気付かされる時、失意のどん底にある時にも、日の光と雨と風と花は私たちを勇気づけてくれたり癒してくれたりします。それ以上に、花が咲かないと生きていけない生き物の象徴が例えばミツバチで、私たち人間以上に花を必要としています。

シマトネリコをお送りさせていただいた方全員がまるで示し合わせたかのように、「ミツバチの楽園を作るのが夢なんだよね」とおっしゃっていたのを聞いて、素晴らしい友達ができて本当に嬉しく思いました。

artemis 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/16

はっちゃんさっちゃん さま

一昨年、自宅の分蜂群を無農薬農家さんに引き取ってもらいました。蜂球群を捕獲したのは初めてでしたが一緒に手伝ってもらって彼の作業場の脇へ運びました。

彼はニホンミツバチのことは知らなかったのですが肥料代わりの菜の花が田んぼ一面に咲いているのを見て感激した私がお願いしました。

巣箱を2段足しただけで特に面倒をみるわけでもなく2度目の冬を迎えてますがどこよりも元気な群でいます。カメラを持たない彼は下から素手で巣の大きさを図り、採蜜の方法も教えるのですが、田畑に専念しているからと採蜜しようとはしないのです。

私より少しだけ若いだけの同年代ですが、田植え、草取も手作業、刈った稲は小田がけ天日干し、畑もあるけれど小さな耕運機だけですべて一人でやっているのです。

時々見に行くうちに「蜜蜂はそこにいるだけでいいんだ」と思うようになりました。彼がそう感じているからだと思います。野山や田畑、菜の花、そして全ての木々や花、皆がつながっていると感じるようになりました。

巣箱での飼育、すぐにいなくなってしまう樹洞巣の観察、それらを通して何が保護で何がそうでないか自問自答しています。

はっちゃんさっちゃんさんに昨年手伝ってもらった屋根裏巣の近くです。きっとスダジイの自然巣とも皆つながっていると思います。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/16

葉隠さま、自問自答を繰り返して3年経ちますが、今はそのピークな気がしてこのような日誌を書きました。許しを乞いたかったのかもしれません。「ミツバチを飼う資格が私にはありますか?」

アメリカの偉大な建築家ルイス・カーンが言いました。「これで良いのだ」と。赤塚不二夫先生も同じことを言っています。自分が生きることを正当化するだけの強さを獲得するために、失敗を重ねて行くのだと思うのです。私はいつか、巣門のところに顔を出している蜂に指を近づけ、「触ってごらんよ、蜜舐めてごらんよ」と子供たちに言いたいです。その時に子供たちに何を突っ込まれても答えられるような自分でいたいと思います。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/16

たまねぎパパさま、偉大なお師匠さんですね。例の100群の人ですよね。自己満足でも気休めでも良いから、植えて行きたいですよね。私たちが死んで、草ボーボーになるかもしれないけど、その中の1本でも大木になって、ワンワン蜂が森を震わせる光景を想像すると嬉しい気持ちになります。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/16

artemisさま、宮沢賢治のような人ですね。。。あの一帯はちょっと不思議な磁場を感じます。神様がいそうな感じです。カルスト台地が侵食されて小さな谷ができて、そこには水があり田んぼが作られ、台地の上では風が吹いているようなイメージです。Ombra Mai Fu が聴こえてくるようです。

無農薬をする人がどれだけ増えてくるかによって巣箱の数が足りなくなるのかそれとも余るのか、、、ですね。あの広大な土地が全て無農薬になったらどんなに素敵なことでしょう。

「蜜蜂はそこにいるだけでいいんだ」

名言です。artemisさんらしいです。

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/17

artemisさんとはっちゃんさんちゃんへ

房総の夷隅郡から茂原で有機農業の仲間がいます。

私の群からこの春の分蜂群を保護収容できれると私の蜂場の群が増えすぎないように、有機の仲間に引き取ってもらうように今頼んでいます。

有機なので無農薬ではありませんが、良い環境で見守ってくれると思います。

蜜源のある良い環境であれば、何もしなくとも住いを提供するだけで彼女らは生きていくと思います。

割り込みコメント、ごめんなさい。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/17

極楽さん、おはようございます。そろそろ新しい待ち場探しを始めているのですが、その地域その場所がミツバチにとって良い条件なのか悪いのか、過密なのか過疎なのかを判定評価する方法というのは、どこを見れば読めるのかをこれから確立して行きたいと思っています。昨年の経験では、自然入居が期待できる場所の判定はある程度できるようになったのですが、実際にそこで蜂が健全に暮らせるのかまでは、実際に飼育してみないと判りませんでした。

蜜源植物が年間を通して途切れずにあるかないか、農薬と除草剤を使う土地のエリアの割合、セイヨウミツバチの蜂場までの距離、などを読んで行くのですが、これだけでは基準が曖昧すぎて話になりません。

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/17

はっちゃんさっちゃん

おはようございます。

以前のコメントでそろそろの話がありましたので、そろそろなのかと!

是ばかりは刑事になって足で確かめ聞き込みしかないですよ。

大変な作業ですが、持続可能な養蜂をする場合には絶対必要条件ですから。

①ターゲット地区に西洋でも日本みつばちでも養蜂家がいるかどうか?

勿論、居ない方が良いです。

②蜜源植物をどの時期にはこんな感じと判別できる知識を見に付ける。

冬芽でも木肌でも、あ、これはカラスザンショウだとか。

花が咲いていれば分かりやすいですが、それでは一年中回らなければなりません。

正確ではないかも知れませんが、杉や檜などばっかりではなくて、広葉樹林には蜜源植物が多いとか!

やはり、ターゲット地区で古老にお会いし、この辺りではどんな花が何時頃咲くかを聞き込みとか。

私は養蜂で生計を立てるつもりはないので、アマチュアらしく、一つの蜂場で3群とか保守的群数で楽しみたいと思います。

蜜源(食料)がないのが諸悪の権現だと信じています。

また、日本みつばちを育てる事でみつばちが植物を育てますが、いかんせん広大な土地を所有しないかぎりは、刑事になるしか方法はないかと。。。

artemis 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/17

はっちゃんさっちゃん さま

自然巣を観察するようになってから私も葉隠さんの言うように「野生群はオオスズメバチに滅ぼされることが多く、巣箱飼養はこの天敵から守る」ものと思っていました。樹洞巣の逃去サイクルがあまりにも早いからです。

ただ、7番目のスダジイと9番目のクスノキの巣を見てから少し違ってきています。スダジイからクスノキへ移動したものと推測していますが、それが合ってるとすれば移動後の方が強群になっています。自然巣の場合、群が消滅するのではなく強くなるために移動しているような気がしました。オオスズメバチに襲来されると外勤蜂はある程度犠牲にはなりますが、移動を見越して計画的にだったら失うものは少ないはずです。逃去ではなく退去の方が言葉として合っているのではと思っています。

観察した樹洞のほとんどは人間が手をかけた樹木なので剪定痕から朽ちてできた比較的小さな洞です。殺虫剤で追い払われたケースが多いのも事実です。対してスダジイとクスノキは人が入らない場所なのでもっと住み良い洞だと思います。山林面積は減ってはいますが山の奥にはまだまだ知り得ない樹洞があるのではと考えます。蜜蜂が自然の中で生きてゆく力は計り知れなく大きく、それも大事にしなければと思います。

宇井清太氏の言葉はカルチャーショックですが、自然界の中で人間はちっぽけなもので蜜蜂の営みに手を出すとしたら蜜蜂のこと自然のことを全て知っていないとなまじやってはいけないと思っている自分が見えます。宇井清太氏は全てを知り尽くして蜜蜂のために何でもできる、自然界では蜜蜂と同等に生きていける方だと思います。

採蜜をしない無農薬の彼も体一つで自然を相手に生きている、それは蜜蜂と同等に生きてるように感じます。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/17

極楽さん、歩く前にまず2ヶ月ほどGoogle マップですね。眼球が乾燥してひび割れてくるくらい凝視します。この段階で可能性のないところは除外します。西洋の蜂場も大体これで見つけられます。そうすると悲しくなるくらい、残るところが少ないんですよね。千葉県って(::)それでやっと現場に出てみるとメガソーラーが完成してて愕然とします。地元の人の話を聞くときは、西洋の業者が近くにいるかどうかとお墓や屋根裏に巣を作られて困ったことがあるかを聞くようにしています。それと、戦前はどうであったか(どれほど自然が豊かであったか)など、昔話を聞かせてもらうようにしています。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/17

artemisさま、確かにオオスズメバチと蜜蜂の戦いを考えると、その通りかもしれませんね!熱殺蜂球は、先遣隊に対応し、時間を稼ぐ程度の対応策で、後続隊が押し寄せる前にとっとと逃げてしまう、いつでも退去する心構えが出来ている。自分の家にあまりこだわりはなく、遊牧民のように移動を前提にしているのかも。少なくともスズメバチの巣は一度作ったら動くことは考えていない。だから死に物狂いで守ろうとする。セイヨウミツバチは日本蜜蜂ほど「逃げれば良いじゃん」という発想が無いから、襲われたらおしまいなのかもしれません。

そう考えると、巣門6ミリに守られた巣箱が地域に点在していれば、群が生き延びる確率は飛躍的に伸びますね。

実は今年度、大きめの丸胴を準備していて、これは採蜜を前提としない、完全放置で設置しようと思っているものが現在3個あります。「よかったら使ってください丸胴」というものです。

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/17

はっちゃんさっちゃん

メガソーラーもヤフーのマップで写っているので、グーグルでも移るのではないでしようか?

情報の更新が遅れていれば、仕方がないですが。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/17

メガソーラーは急速に増えています。市原以北で顕著ですね。目を付けていた山林が一木一草刈られてしまい、非常に悲しいです。あとは、千葉県は港があるから地金商と車の解体業者が多いですね。東京神奈川はもう土地が無いので、千葉に集中して来ますね。屑鉄や廃車が北関東からも集められて来ます。盗難車も。

ゴンパパ 活動場所:島根県
投稿日:2020 1/17

太陽光発電、特にメガソーラーが急速に普及していますが、最近私は疑問に思うようになりました。
自然に優しい筈の発電なのに山の斜面の樹木を伐採し、太陽光パネルの下は根によって守られていない山肌そのまま。陽が遮られたパネルの下は下草さえ生えない。豪雨時には土砂崩れを起こすのは目に見えている。
売電単価は年々安くなり、施工コストを抑えようとすると対策も脆弱になる。これで本当に「自然に優しい」と言えるだろうか。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/17

ゴンパパさま、杉の溝腐病(みぞぐされびょう)という菌の感染による杉の病気があります。地上3〜6メートルのところで溝ができ、丸太の断面がハート型に変形し、そこから腐っていく病気です。千葉県の南東に山武市があるのですが、この地名から植林された杉は「山武杉」という名前なのですが、30年ほど前から被害が深刻になり、商品価値がゼロになりました。昨年の台風でその部分から折れてしまった杉林がそこらじゅうで見られました。先祖が植えた木が全く価値のないゴミになってしまったことは精神的にもショックであろうと思います。育てても売り物にならないので間伐も行われなくなり、死んだ森ばかりになりました。そこに目を付けたのがメガソーラーの業者です。地目が山林や荒地になっている土地でも建設できるので、業者は安く土地を手に入れることができる。地主はと言うと商品価値がなくなった森ですし、高齢化で後継もいない。固定資産税の負担を子供や孫にかけさせたくないというところで利害が一致し、二束三文で手放してしまっています。メガソーラーのカラクリは詳しくないので分かりませんが、稼げる時に稼いで、国の方針が変わったらすぐに撤退すると思います。そこに屑鉄業者が入って来て、千葉県はゴミの国になると思います。

ゴンパパ 活動場所:島根県
投稿日:2020 1/18

はっちゃんさっちゃん、山林所有者にもそんな深刻な問題があるのですね。初めて知りました。メガソーラーや家庭用発電パネルも同じですが、ランニングコストばかり謳い文句にされていますが、耐用年数を含めたイニシャルコストも同時に比較すべきだと思っています。また、ソーラーパネルの製造・廃棄も含めたローエミッション化を考えるべきだと思っています。
同じ意味で原子力発電も廃絶すべきと思っています。

たまねぎパパ 活動場所:兵庫県
投稿日:2020 1/18

はっちゃんさっちゃん

ソーラーパネルの廃棄出来る施設がまだ出来上がっていなと聞きましたが・・・。こんな状況でよく設置をしたものだと思います。

ゴンパパ 活動場所:島根県
投稿日:2020 1/18

たまねぎパパさん、これじゃ原発の核廃棄物、廃炉問題と同じじゃないですかね。

たまねぎパパ 活動場所:兵庫県
投稿日:2020 1/18

ごんぱぱさん

今はそうなりますよね~。

はっちゃんさっちゃん 活動場所:千葉県
投稿日:2020 1/18

FIT法(固定価格買い取り制度)は枯渇性燃料への依存度を下げて再生可能エネルギーを導入すると言う漠然とした謳い文句でとりあえず普及し、生産コストも数に応じて変動していくので業者は普及に躍起になっていますね。それまで森だったところが消えてパネルが並ぶ醜悪な景観になりますが、これが最高のインパクトを持った宣伝になりますね。「儲かるのか?」と隣村から聞きに来ますね。「それならうちも、値段が下がる前に」とバーゲンのワゴンに群がるようにあちこちで増えています。これは本当に恐ろしいことです。なぜかと言うと、とりあえず感染していない杉もいくつかあるからと言うもったいない精神、それと爺ちゃんが植えた杉だからと言う愛着で、売るのを迷っている地主さんも、「ここだったら使ってないから良いよ」と言って差し出す土地は雑木林なんですよ。竹林は斜面が崩れないからと植えることが多いから、急斜面にあることが多いので開発には金がかかる。南向きの斜面の落葉樹林が真っ先に開発されていきます。バブルの時に雨後の筍のように作られたゴルフ場も、杉林以外の落葉樹林から開発されたんです。ほんの少しだけ残されていた雑木林が、今度はソーラーのために失われています。

ソーラーの海、死んだ杉林、竹林、ネオニコ田んぼ、農薬畑、ナントカニュータウン、そしてセイヨウミツバチ業者の蜂場、、、どこを探せば待ち箱置けるのですか!

廃棄施設から話がそれました。見切り発車で、売れるものだから作れるだけ作る。廃棄費用を積み立てするように指導されているようですが、きちんと積み立てている人は4分の1程度だそうで、どうしようもなくなった時に不法投棄が横行するのではないかと心配です。

先日、金属リサイクルの現状を個人的に調べたいと思って、いくつかのリサイクル業者を回ったのですが、多くの業者が現在稼働している分別粉砕機の性能は鉄と銅、銅合金、アルミ、ステンレスを自動的に選別する能力はありますが、太陽光パネルに使われている化学物質まで探し出して吸着するような能力は当然ついてなくて、粉砕して最終処分場の埋め立てに回すことになりますが、太陽光パネルはカドミウムを使っているのでイタイイタイ病の再来の可能性は十分にあります。

今、ネットでググってみたら、「ホットナイフ」と呼ばれる250度に加熱した刃で、パネルのガラスと電池部分を切り離す技術を開発しているそうです。これも普及すれば値段は下がるでしょうけど、きちんと積み立てをしてこなかった人はいとも簡単に森に投げちゃうでしょうね。崖の上から投げちゃった直後に、そう言う人の心の中からは厄介なものがなくなった安心感で満たされ、記憶からも消せる器用さを持っているのだと思います。

房総半島の山が、ガラスの破片とカドミウムに埋もれていく夢を見そうで寒気がします。雪降ってるし。。。

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