昨年は我家周辺の日本蜜蜂にとって過酷な年でした。
あれやこれやと、変な事承知で試した箱もダメになり、時間だけがむなしく過ぎて行きました。
①天候不順による蜜不足。
②例年になく春の分蜂が早まったおかげか、夏分蜂も沢山→分蜂後の元巣をスムシに遣られたり、処女王のアクシデントで無王になったり。
③オオスズメバチに大穴を開けられての直接的被害(3箱)。
④オオスズメバチの脅威で集蜜にも行けず、子育ても出来ず崩壊。
⑤アカリンダニが原因と思われる消滅。(気付いて3週間後には居なくなってました)
これらが複数、重なっての消滅(逃去を含む)群も多く、夏には17群だったのが年末にはたったの1群となりました。しかもオオスズメバチ終了後にアカリンダニ疾患が発覚。本当に春の分蜂を迎えられるのか、疑問です。
そんな訳で昨日、その生き残り群を見て来ました。底板を引くと黄色い粉状の巣クズと共にKウィングの蜂の亡骸。普通なら巣箱から歩いて遠ざかり、姿を消すところ、寒さで動けなかったんでしょうね。蜂数も大分寂しくなってるし・・・。
次いで上蓋を開け、湿気防止の効果を確認(※)、そしてダニよけシリカの入替え(前回4個だったのを6個に)と、給餌していた巣蜜を入替え(固まった蜜部分は食べにくいのでまだ残ってた)。
(※)以前から、上蓋がびっしょり、ぐっしょりしてるのを何とか成らないものかと考え、窓ガラスの結露は外気と室内との温度差で起こるものだから、上蓋周辺を保温する(ドンゴロスで巻く事)で解決出来るんじゃないかと、試してみました。結果は良好のようです。(もしかしたら、蜂群や箱の状態によるかも知れませんが)蓋の内部は湿気ていませんでした。