投稿日:2017/6/26 21:09, 閲覧 6082
はじめて質問させていただきます。
今年、まぐれで入居してくれた1群を大切に見守っている、ミツバチ飼い1年生です。
さて、その群が6/10頃、子出しを行っているのを目撃しました。
その時は、子を出そうとする蜂と、それを引きとめようとする蜂が門前で蜂子を引っ張り合っていました。その日は、その1匹だけでしたが、翌週には子出しがひどくなり、頻繁に出されていました。これはマズイと思い、色々と調べていたのですが、当サイトの「柿渋スプレー」の記事に辿りつき、拝見させていただきました。酸性水も酵母水も持っていない私に今できるのはこの方法しかない、と思い、早速、柿渋を8%くらいに薄めたものをスプレーしたのですが、なにしろ初めての事なので恐る恐る行っています。
私の環境は以下の様になります。
・重箱式、内寸25cm角
・底板はメッシュで出入りできます(最近はここから蜂児が大量に落とされています)
・天板は板スノコではない
・巣脾の長さは20cmくらい
・メントールや蟻酸は行っていません
・花粉は運んでいるのを確認しています
6/25、この状態の巣へ底板を外して底から柿渋をスプレーしたのですが(30ccくらい)、スプレー後、鏡で内部を確認しましたところ、蜂たちは驚いて(嫌がって?)巣の隙間にギュウギュウ詰めの状態で、巣の下部のみが白く見えていました。おそらく、巣の隙間は上部まで蜂で埋まっており、中~上部には柿渋スプレーは届いていない様に思われます。こんな状態でも良いでしょうか?
それとも、もっと頻度を上げてスプレーするとか、巣の上部もスプレーできる方法を考えた方がよいのでしょうか?
何しろ分からないことだらけで全く自信がありません。柿渋スプレーの経験がある方、よろしければ、ご教示いただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
私も子捨に悩みました。毎日50個前後落としておりました。先日試しに昨年の蜂蜜をお湯で溶き蜂に与えてみましたところ、子捨がピタリと止まりました。子育ての餌不足だったのでしょうか。約50CCを2日間与えました、試してみてはどうですか。注意点としては決して沢山与えない方がいいと思います。与えすぎると逃亡のおそれもあります。
azさん、心配ですね。私もちょっと前に1つの巣箱が蜂児捨てを始め、ここで相談した所、村の遊び人さんから、「えひめAi」の散布が効果があった、という事を教えていただき、すぐに実行したところ、現在は止まっています。ネットで検索すれば、すぐに、えひめAiの事は分かるし、手にも入りますから、是非お試しになったらいかがですか? 使用の仕方は、3倍に薄めて、3日置きに3回スプレーする、という使い方です。 これは、同時にスムシに対しても効果がある、という記事がありましたので、そちらも期待しています。 過去ログの中に、“よもぎ乳酸菌”のスプレーが良い、というログもありますが、どちらも発酵菌の効果なのではないのかな、と思っています。
2022/6/16 11:32
2017/6/26 22:57
az
三重県
あららー、何処へ行っちゃったのー? 逃去です。。。
az
三重県
あららー、何処へ行っちゃったのー? 逃去です。。。
均.横さん
情報ありがとうございます。今年も2群子捨てがありまして、
1群は3月末頃、雄蜂蓋が落ちだし、そろそろ分蜂だな、と思っていた矢先、大量の子捨てが始まり、えひめAIや他にも色々試し続けましたが効果が継続せず、現在は消滅寸前となっています。ただ、給餌はしていませんでした。理由は、この群は6段の強群で貯蜜はたっぷりあったのと、春に突入したので周囲に花蜜はあるだろう、と餌不足を疑いませんでした。
もう1群は、今年入居した群が、5月末頃から子捨てが始まりました。えひめAIで一時は治まりかけていたのですが、2日前からひどくなり、100個くらいは捨てられています。この群には何を試すべきか、と考えていたところであります。一度、蜂蜜を与えて見ます。沢山与えてはいけない点、理解しております。ありがとうございます。
2022/6/16 20:28
az
三重県
あららー、何処へ行っちゃったのー? 逃去です。。。
nakayan@静岡さん、ありがとうございます。えひめAiですか、入手してみます。柿渋と、えひめAiは、殺菌剤 vs 発酵菌 みたいな感じなので、並行はダメですよね。
2017/6/27 03:25
nakayan@静岡
静岡県
本格的に始めたのは2015年からですが、13年の9月に柿の木の蜂球を見つけて角洞に飼い始めましたが年を越せずに消滅しました。14年に金稜辺を二鉢購入し翌年から本...
並行使用はやめた方が、良いと思います。柿渋は私は使用した事はありませんが、過去ログでは、柿渋と強酸性液の噴霧は、逃避をされた、との記事があり、濃度には充分に注意して下さい。 えひめAiは、ハチには嫌われません。
2017/6/27 06:16
az
三重県
あららー、何処へ行っちゃったのー? 逃去です。。。
nakayan@静岡さん、とげおあがまさん、情報ありがとうございます。そうですか、逃去ですか。。。あららーですね。構いすぎの件、わかります。見ていてもかわいいですからね。
門を出入りする蜂を観察していると、腹がパンパンの状態で帰ってくる蜂がいるのでどこかに蜜源はあるのだろうと勝手に推測しています。ただ、捨てられる子は、噛み切られた様な無残なものが多くなってきました。中で一体なにが起きているのか。うーむ、どうしたら良いのだろう。。
2017/6/27 19:34
nakayan@静岡
静岡県
本格的に始めたのは2015年からですが、13年の9月に柿の木の蜂球を見つけて角洞に飼い始めましたが年を越せずに消滅しました。14年に金稜辺を二鉢購入し翌年から本...
azさん、nakayanさん、私も一群子捨てが激しくて、えひめAIを3日前に噴霧してみたんです。昨日、見事に逃去されました。希釈濃度は30%でした。蜂達にもかけた方がいいということでしたので、巣箱内、外にも噴霧しました。といってもビショビショになる程かけまくったわけではないのです。わずかに湿る程度。それと子捨てにもいくつか原因があるようですので、蜜源不足による飢餓状態も疑って給餌しましたが、食せず。また若蜂が多く死んでましたので農薬の影響もあります。複数の要因がストレスを起こし、最後に私がやった噴霧がトリガーになった可能性が高いですね。あと、少し構いすぎでした。^_^;
群によって反応は違うと思いますが、私の逃去の例を述べさせていただきました。
2017/6/27 06:51
とげおあがま
静岡県掛...
2015年から巣箱を設置して、2016年7月にようやくルアーで1群来てくれました。この群は無事冬越しでき、4月に3回、5月に孫分封しました。 2017年はアカリ...
2017/8/19 19:20
皆様へ、今後の参考に成ればと思いまして子捨てについてです。
子捨は、農薬・スムシ・暑さ対策不備・貯蜜不足・蜂数減少による蜂児死亡・タイサックブルードウイルスなどにより発生します。この中でタイサックブルードウイルスによる子捨は95%以上と言われています。特徴としては5mm前後の蜂児が大量に捨てられます。子捨て=タイサックブルードウイルスでは無いので原因を追及しそれにあった対策をして下さい。
タイサックブルードウイルとはどういうものか
タイサックブルードウイルスはRNAウイルスのひとつで、感染蜂児の脂肪や筋肉組織に存在しています。感染した蜂児は前蛹期に袋(サック)状になり、頭部側に水がたまった透明状態になることからサックブルードと言われています。タイサックブルードウイルスは成虫にも感染(付着)しますが、発症はしません。キャリア(媒介者)として蜂児に感染を広げる原因となっているようです。
RNA(リボソーム)ウイルスとは
通常は、細胞(タンパク質)が増殖し結合しながら成長しています。タンパク質どおしが結合して成長して行く課程で、タンパク質とこのウイルスが結合し成長を妨げています。(アメリカのイリノイ大学が論文を発表しています。興味のある方は調べてみて下さい 但し英文です。)
こうなって蜂児が正常に発育しない為、働き蜂により持ち出されます。いわゆる子捨てです。
感染経路
サックブルードウイルで逃去や消滅した巣箱へ盗密へ行った時、体へウイルスを付着して巣箱へ持ち帰り峰児へ感染させ発症します。
発症理由
ネオニコチノイド農薬等で蜂の免疫が低下している事と、サックブルードウイルの突然変異で最近になって病原性の強い遺伝子をもつグループが出現した。
本ウイルスは健常群の蜂児やサナギでも比較的高頻度で検出(検出されるが発症しているとは限らないと)されます。日本ミツバチでは重篤な被害をもたらすことはしばしば報告されていますが、西洋ミツバチでは重症例は知られていません。日本でも時々発生する程度です。ストレス等で,蜂群バランスが崩れた時に発症しやすいようです。
サックブルード病のウイルスは抵抗力が極めて弱く4月以降ならば直射日光に30分~1時間あてれば、死滅すると言われています。 峰児の体内にいるウイルスは殺菌線を至近距離(3~5㎝)で10分照射すると死滅します。サックブルードウイルスの死蛆は1ヶ月経過すれば無毒になると言われています。
注意する事は、アメリカ腐蛆病でないことを確認することです。(西洋ミツバチ)
感染症状
サックブルード病の最初の症状として、蜂児の表皮に形成された固い液体を含んだ袋( サック) が観察出来ます。色は灰色、褐色、黒色。蜂児の頭部が角状に巻き上がり、より透明な色を示しますが、有蓋蜂児では暗色となります。肉眼で観察出来る時は、働き蜂により蓋が除去されている状態です。死亡した蜂児の古くなった死骸は、乾燥ミイラ状になっていて簡単につまみ出すことが出来ます。
ご存知の通り風邪は菌で抗生物質で免疫力を高める治療します。インフルエンザはウイルスでワクチンで治療します。しかし、蜂のタイサックブルードウイルスはワクチンが開発されていない為、現在は抗生物質で免疫力を高めて治療では無く治ってくれないかなぁという認識です。私が知っているのはヘルプビーだけです。発症後直ぐなら治る見たいですし、他の群れに感染させない為に予防として使用されているようです。皆様のコメントに、「えひめAi」(環境浄化微生物)というものが書かれていますが、これを蜂が食べて蜂児へ与え蜂児の免疫力が上がるのか解りません。私の知っているものはキトサンいう物質で免疫力を高めるのは知っています。何事も研究ですこういう時にこれ位の量をこういうふうに何回与えたら治ったというデータを取り皆様に公開して下さい。
治療方法も有りますが、重箱では難しいと批判が有りましたので今回は投稿しません。