常やん726さん アカリンダニの防除として「ショートニング・シュガー・パテ」を用いることが有る。これはショートニング(植物性油脂)とシュガー(グラニュー糖)を練ってペースト状(パテ)にしたもので混合比率はショートニング1:シュガー2の割合です。これを天井版の上に設置し、ミツバチが食べることでアカリンダニが寄主を移り代わるために気官から出たさい撹乱され、新たに乗り換え先の若齢蜂を見つけることが出来なくるため数時間後には死滅し、繁殖を抑えられたとのことです。また、これをシーズン通して行うことで越冬前の寄生率は、軽症水準までに下がるとの報告がされている。このパテは無くなり次第補充する必要が有る。植物性油脂と言えば「マーガリン」を思いつくかも知れないが、大半が塩分を含むので適さない。糖液給餌の際、食塩の添加を指導する養蜂家が存在するがミツバチには有害なため加えてはならない。実験によると塩分濃度100㎎/ℓの糖液をミツバチに給餌したところ3日以内に全滅してしまった。また、塩分濃度2.5㎎/ℓの糖液を給餌した場合においても高い死亡率が確認された。以上のような理由により油脂は無塩を使用しなければならない。この「パテ」を用いた防除のメリットは、コストを非常に低く抑えられることと、薬剤の抵抗性発達の問題や食品衛生法上の残留基準値を気にする必要が無いことです。最初は食いつきが悪いので少し蜂蜜を混ぜます。
2023/7/2 10:58
niyakeodoi
島根県
家敷内に2群と畑で3群を管理していますが、増せば心配の種も増えるので5郡くらいで留めておこうかな~と思っています。・・・知らんけど!!
常やん726
三重県
今年の春から始めたばかりの新米です。分からないことが多く『ミツバチQ&A』を参考にしています。
メントールクリスタルの気化ガスの2つの効果、➀アカリンダニの寄生駆除に効果は有ります。➁つつり蛾の侵入の抑制(スムシの巣箱内確認数の減少)
➀春から秋口もでは、気温が高いのでダニに寄生された蜂には効果はありますが、ダニが死んだ事を確認できない為予防薬としての扱いに成っています。30gを固形(直径5㎝以内)にして5月から使用すると10月末まで持ちます。
➁メントールを1年通して使用すると、未使用群と比較すると明らかにスムシを確認する数が少ないです。(1.2週間に1度は底板を清掃する事も併用する)
誰でも出来る効果確認法
ダニ寄生で徘徊する蜂を2ℓボトルに10匹程入れ、ビニール袋でメントール2.3gに少量のお湯を加えガスを発生させ、ボトルの口にビニール袋の口を巻きつけてボトルにガスを入れ、蜂達の動きを観察する。(ボトルの底には3㎜の穴を5個以上開けて置く事)
「ボトルの底を徘徊している蜂の動き・・・・30分後・・・」
「蜂が、ボトルの上まで這い上がって来ます。」その理由を推測して下さい。
2023/7/2 15:50
清.佐
福岡県