自動分蜂器という器具で日本蜜蜂の群を捕獲された方はおみえでしょうか？
夫婦共通の趣味として日本蜜蜂の養蜂を始めて4年目です。私は蜂のお世話係り、妻は蜂蜜係りとして分業して楽しくやっていました。ところが私が転勤となり、現在単身赴任中です。月に一度は帰りますが、分蜂群の確保が妻ではできません。今までは分蜂板に必ずついてくれたので箱にワサワサ入れていました。中には気に入らず逃去する群もいましたが定着率もよく順調でした。当然のことながらたとえ妻から分蜂したよと連絡がはいってもすぐ帰るというわけにも行きません。そこでネットで調べたら自動分蜂器なるものの存在を知りました。働き蜂は出入りできるが、女王は網目からは出入りできず王かごへ取り込まれるという仕組みです。
効果のほうはいかがでしょうか？使用させている方あるいは使用させていない方でもかまいませんので、
ご意見ください。個人的にはこれで群が増やせるならもっと養蜂やられている方のブログや養蜂器具のお店でも話題になっているのではと考えますがいかがでしょうか？
HIDEBOOさん福岡県朝倉市onigawaraです。藤原養蜂場の自然分封器の事と思いますが、直接聞いた方が良いと思いますが。自分も興味有り聞いてみようと思っていた所です。
HIDEBOOさん こんにちは！
西洋ミツバチの自動分封器（別名：雄蜂駆殺器）と今回使用を考えられているものの原理は同じだと思うので参考に書き込みます。
分蜂が出そうだという頃を見計らって巣門前に装着し発出を待ちます。一斉に巣外に出る時に女王蜂が上部罠に捕らわれるので、分蜂蜂球が形成されたとしても女王不在の為全部の蜂が帰巣しますので、この時に自動分蜂器を新しい巣箱前に設置してこの箱内に入ったところで女王蜂をこの群に戻します。
自動とはいっても蜂球を捕らえるのが簡単にできるのであって、自動的に新しい群を殖やすのではないと思います。奥様にも蜂に慣れていただき少しの作業は必要なのでは・・・と思います。
旧箱上部に新巣箱が予め準備してあって、その箱内に分蜂に出る女王が誘導され、その箱内に分蜂群が入る仕組みであれば本当の自動分蜂（捕獲）器なのかなと思いますが、価格の高い藤原式は見たことがないのでどうなんでしょうかね!?
西洋蜂の場合は、交尾出巣する雄蜂をこの仕組みの罠（捕獲される部分がスズメバチ捕獲器みたいに大きいです。）に捕らえて餓死させ、無駄な食い口を減らすんですよ！ 近年は雄の蛹にダニが誘引されることを活かして蛹を捨てる方法でナチュラルなダニ駆除がされています。（日本みつばちにはミツバチﾍｷﾞｲﾀﾀﾞﾆ害がありませんが・・・）
自動分蜂器の構造を自分なりに考え既製品の巣門ゲージに手を加え作って使用しました。居留ボックスの中には王だけでなくにはおびただしい量の雄バチが入りますので、メッシュがつまり気味。心を鬼にしてどこまで耐えられるかが勝負となります。
