<1.構造>この小型・巣箱リフターは、重箱式巣箱用として作られ基本構造はアルミ材を使用し、軽量化を図っており、強度が要求される部分には鉄・ステンレス部品を使っています。操作は簡単で女性でも扱え、継箱作業が一人で出来、小学生でも5段巣箱を吊上げる事ができます。蜂達を脅かす事も挟み込む事も有りません。
<2.小型・巣箱リフター仕様>
①大きさ…縦⇒820㎜ 横⇒400㎜ (縦・横とも後足部とウインチを除く)前面⇒360㎜、 後(足部)⇒57㎜ 、足幅間⇒474㎜。 足伸び幅⇒415㎜(保管および移動時は本体の底と同じ位置に収納出来ます)
②重さ・巣箱アクセス方向…総重量⇒約 13kg。巣箱の後方からアクセスを基本としますが、腕に収まれば4方向から使用できます
③巣箱台…横幅⇒400㎜以上 前面⇒250㎜以上(ビールケースの大きさ同等以上。但し後が50㎜以上広いと後足は下げる事が出来ません。本体と同一台上での使用と成ります。)
➃腕部・・・腕は、可動式で取付バーより前に長さ340㎜ (6M 六角ボルトで上下2点固定です) L アングル部でのアップは……巣箱幅⇒160~360㎜に対応可能。腕上部でのアップは…巣箱幅⇒220~420㎜まで対応可能。(左右の腕を入替ての使用は、 L タイプより30㎜高くなります)
⑤持上げ能力…最大 75kg 実績有るが、仕様部品の規格を考慮し 65kgMAX としました。
⑥上昇幅…標準幅⇒MAX415㎜ (上昇幅は巣箱の取手位置により変わります)取手位置が、巣箱台より150~240㎜の範囲に有ればリニアスライド部を微調し415㎜を確保できます。標準は210㎜に固定しています。
➆巣門幅と高さ…幅⇒350㎜以内、高さ条件(巣門枠+点検枠の高さは、上記取手位置より約-30~-40㎜以内で有ること。底板の出っ張りは高さ 20 ㎜以下なら出たまま正面からのアクセスが可能です)
⑧上下による繰り返し、巣箱位置精度…前後左右共約3㎜以内(本体固定での繰り返しです)
この小型・巣箱リフターは、組立式で溶接等は行っておりません。依頼受する際に巣箱の形状及び使用条件を教えて頂く事で、各部の構成部品の長さなどを微調整する事で使いやすい安定した小型・巣箱リフターを提供できます。