西洋ミツバチの開放巣を捕獲した場所に日本ミツバチの巣が2つありました。
① 6月、軒下にできた西洋ミツバチの開放巣を収容。
② 7月、西洋ミツバチ開放巣のあった位置から2m脇のベンチ下節穴からの出入りを確認。この時点では目視のみであったので開放巣群の本巣の西洋ミツバチではないかと推測です。
③ 8月、もう1箇所にもいるらしいとのことで調査、壁板の継ぎ目から出入りしているのを確認。翅脈により両者とも日本ミツバチであることが判明。
①
②
③
9月10日、③の継ぎ目の群が消滅しているのを確認しました。スズメバチらしき死骸が継ぎ目に頭を突っ込んだ状態であったので、ここからスズメバチが侵入して日本ミツバチ群は逃去したものと思われます。
②の節穴群は健在で羽音が聞こえます。ここは以前にも営巣があったとのことでスズメバチ襲撃により消滅した後に入口を塞いだらしく、壁板の継ぎ目と上部の節穴をシーリング材で塞いだ跡がありました。結果、現在はベンチ下の節穴だけが入口となっています。
建物の構造については、三角コーナーと壁の空間がつながっているかどうかを調べましたが、板で仕切られているため脇から巣に近づくのは分解箇所が多くなります。また壁側にも羽音が聞こえましたが内視では巣は見られず共鳴音が聞き取れたものと思われます。従って巣板は三角コーナー空間の天井から手前部分に作られている模様です。
①西洋ミツバチの開放巣の収容 6月 https://38qa.net/blog/115203
②建物内の群を移動させる方法についての質問 7月 https://38qa.net/99788