丸洞の待ち受けを作るつもりで、春先に杉の株を3つ集めて有りましたが、
なかなか作るヒマがなく、今日やっとで作りました。上下を切り
まず、チエンソーでタテ2本を切り込み、その後四角に切り、チエンソーのバーが届いていないので、反対側からも同じように切り込みます。
この刃の突っ込みは、反動もあり慣れないととても危険です。
両側からだと、そのままでは抜けませんから、さらに数本切り込みを入れます。
左はくり抜いた所。 タテ切りの時は、この位の大きな切りクズが出る程の刃の切れ方が必要で、今回は目立てをした直後です。
その後、目に沿ってタガネを打ち込み、バールで割っていきます。くり抜いた所。
3本が仕上がりました。
今回の木は、すでに切ってから時間が経ち、雑菌が入っているので長持ちさせるために表面を焼いて仕上がりです。
内部にはタガネで割ってあるので、油はついていませんが、上下の切り口と巣門の切り込みには、チエンソーの刃の油がついていて、そのままだと1年以上は油の臭いで全く入りませんから、切り口も焼いておく事はとても重要です。
チエンソーは、とても便利な道具ですが、今回のような、突っ込みをともなう作業は、かなりの反動がありますから、使用方に精通していない人は、決してまねしないでください。