まずは被害が確認された直後に その群にハチミツ給餌した時に見せてくれた可愛い赤舌が並んだ写真です。
図書館分蜂群ですが、順調に来ていて 採蜜も2段できましたが、1週間前から 赤舌を出して底板上に転がっている状態が続きました。 巣箱内及び巣門前で1日15匹程度が3~4日続き、徐々に減っています。 また、他の群での被害はわずかで、恐らくこの群の巣箱の先の畑で撒かれた殺虫剤が原因と思われます。 田んぼの畔に撒かれた除草剤は全方位なので、可能性は低いはずです。
こちらは悲しい赤舌で、本当に可哀そうです。 (右の個体は舌が5本確認できます)
ずっと雨が降りませんでしたが、犠牲が減ってきたのと 夕べから雨が降りましたので、これで止まってくれることを願っています。
それと巣箱で確認された蜂以外に、現地や帰路で息絶えた蜂も多いはずですが、群としての影響はそれほど大きくなくて済みそうです。 … 巣箱内の下からのショットは以下の通りで、幸い巣脾は見えていません。
この群は先日の「巣落ち」、「転倒」に続いて 今回「農毒害」を経験し、受難の年になりましたが、何とか冬を堪え、来春代を繋いで欲しいものです。