1ヶ月程前に質問させて頂きました、越冬準備での継ぎ箱実施の是非に関しまして、諸先輩方からのご指導と飼育群の現状を照らし合わせて最終判断しようかと思い内検しました。現在巣箱は内寸W230mm×D230mm、H150mmの重箱が4段と巢門枠(内寸W Dは同様)H100mmの構成となっています。但し、一片44mmの角材で作成した4面巢門台がベースとなっていますので重箱の下部から底板までの寸法Hは巢門枠100mm+4面巢門台44mm=144mmとなります。
夕方16時頃、巢門枠の扉(巢門部分)を外した状況です。巢門枠の下部まで蜂さん達で一杯に見えます。
11/15に巢門枠の扉(外した扉)に処方したメントールの固形概ね10g(処方中の個形を再処方で質量は概の値)は既に昇華していて、網戸の網で作った袋だけになってました。現在の外気温は真冬とは比較にならない暖かさですが、蜂球に近い位置に処方することで、冬季低温によるメントール昇華速度の遅延を軽減出来そうに感じました。
蜂さん達に退いてもらいたくて、ヨモギの葉で蜂球をそっと撫でたのですが、今日はご機嫌が悪いのか多くの蜂さん達が面布に体当たりしてきます。着けていたゴム手袋を外すのが怖く、躊躇いましたが意を決し、少し離れてゴム手袋を外し、再度近寄り写真を撮りました。巢門枠が7割方巣脾で埋まっている印象でした。
スノコ上の給餌室に処方したフレーク状のメントールも確認した処、ほぼ昇華して残りはほんの僅かでした。
メントールを給餌室にフレーク状にて30gと巢門の上(蜂球近く)に固形化して20gを処方しました。
今朝9時頃の外勤蜂の様子です。半月程前は7割以上の蜂さん達が花粉団子を付けて帰って来ていた印象でしたが、今は1割未満の蜂さん達しか花粉団子の搬入が無い様な感じです。
蜂さん達の出入りは変わり無く活発な感じですが、花粉の搬入が少ない印象なのは、蜜源が少なくなっていて、蜂さん達の活動がそろそろ終わる前兆なのでしょうか?巣脾の成長も鈍化して、蜂さん達も越冬の準備に入るのでしょうか?
取り敢えず継ぎ箱は行なわず越冬し、来年2月頃の梅の開花に合わせて巣落ち防止棒を外した巣箱を用意し、継ぎ箱を継ぐ予定です。しかし初めての事ばかりで不透明な部分が多く、いつでも継げるよう準備だけは早くして置きたいと思います。