2021年2月11日
2週前くらいに確認した持ち主不明の巣箱が、害獣に壊されていた。
発見の発端は、昨年の4月くらいに、私がミツバチを飼育しているのを知った山の持ち主が声をかけてきた。「うちの山に巣箱を置いてるのはあなたかい?」「ミツバチが出入りしているよ」と、私には心当たりが無かったので否定しておきましたが、それじゃあ誰が置いているのだろう??と言うことで話は終わりました。
場所は道路から小高い崖の上方に山肌が崩れた跡があり、雑木の根が露出した部分の下に根に括り付けてあったが、藪が深く当初は発見できませんでした。
(昨年7月に確認・撮影した角胴巣箱)
その後、巣箱は藪に覆われて見えなくなり、人間が踏み入った跡も無く、他人の巣箱なので気にも留めて無かったのです。
2週ほど前に、巣箱に向かう小道(獣道)があるのに気づき、飼育者が何かの管理に来たかと巣箱を見て見ると、巣箱は根から外れ、崖に横たわっておりました。角胴の下部は朽ち果てて底板が無く、内部を覗くと蜂も居ない、巣板もきれいに無くなっておりました。状況から害獣が弱くなった底板を外して蜜を食べたものと推測しました。
(写真を追加しました。2/14に撮影)
おそらく入居から人間の介入が無かったであろう巣箱、飼育者は何かの事情で巣箱を放棄したのか?
蜂にとって、この巣箱はまさに自然巣であったのか?
害獣(狸か?ハクビシンか?)による崩壊もまた自然の摂理なのか?
何年前から放置されているか不明なので、2年前に自然入居した私の群の元群なのか?
いろいろの事が頭をよぎる。いずれにしても仕掛けた巣箱は責任をを持って管理したい物だ。(山の持ち主了解を取らない事も遺憾である)