採蜜で一番の問題は、切り取った重箱の巣板の間に残っている蜂たちを、いかに上手に立ち退いてもらえるかに尽きると思います。
そのために、ブロアーを使う。ガススプレーを使う。切り取った重箱を巣門に近づけて置いて巣箱の中に戻ってもらう等々、いろいろ工夫をした報告がされていますが、要は如何に切り取った重箱の中に蜂たちが残らないようにするか否かの問題だと思います。私自身これまで残った蜂たちをうまく追い出すことができず、多くの「犠牲者」を出してきました。
が、最近コツを覚えて、ほとんど巣板の間に蜂たちが残らなくなりました。その経験を報告します。
①天板、重箱の上をトントンと叩いて蜂たちを下に落とす。誰でもすることですが、・・・
②その際、霧吹きをして蜂たちの動きを諫め、さらにトントンを繰り返し蜂たちを下の段に落とす。落ちてもらう。★これが一番効果的のような気がします。
③切り取った段には数匹の残り蜂しかいません。以前は沢山の残り蜂を吹き飛ばすことに苦労しました。
④最後に重箱をクリアケースに入れます。しばらく放置すると蜂たちが巣板の間から出てケースの天井蓋に付きます。それを順次追い出して完了です。★ただし遠方の蜂場から自宅に帰ってそれをすることができないので、しばらく蜂場でそれをしなければなりません。が、・・・
以上、この間4回の採蜜での体験です。但し巣箱ごとの蜂のたち(質)、その時期、季節、などの違いも考えられますので、後日更なる体験を報告して「パーフェクト」にしたいと思います(笑)
↑重箱一つ入る、小さなクリアケースです。底に百均で見つけた適当なアルミ「スノコ」を置きます(笑)