投稿日:2021/8/18 05:09, 閲覧 328
もう既にご存知でしょうか? 花と昆虫の関係に興味と関心のある方に、イチオシの著作を紹介します。
「花と昆虫のしたたかで素敵な関係」 著者 石井 博氏は、専門は生態学です。副題は ―受粉にまつわる生態学―となっています。2020.3.25初版発行の比較的新しい本です。
著書の概要は国会図書館オンラインに「花と昆虫のしたたかで素敵な関係」と入力して検索ください。
https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/
この本は、もしかしたら蜜源植物に関する、あなたの長年抱いた疑問について、回答を得ることができるかもしれません。訪花者(ハチ等)の花の選択がどのように行われるか? 「なぜその花を好むのか=選好性」と、「1種類の花に専念して訪れる=定花性」の理由を解き明かしています。この本への、わたしの誤った理解を紹介するといけないので、本の章立てとサワリを少し紹介するにとどめます。
1なぜ多くの植物種が動物に依存しているのか?
2さまざまな送粉者
3絶対的送粉共生
4訪花者による花の選択 ―植物の多様性を支える行動
5騙す、奪う訪花者
6送粉者を操る植物の戦略
7送粉系群衆
8壊れていく植物と送粉者の関係 -実りなき秋は来るのか
いかがでしょうか? 少し関心が湧きましたか (^_-)-☆
漢字で「無花果」と書いてイチジク、このイチジクの送粉者が体長2mmの小さなイチジクコバチであることも、私たちが食するイチジクが果実でなく「花嚢」とよばれる花であることも、また、養蜂家に嫌われるスズメガの一種が、スペシャリスト的訪花者であることをこの本で知りました。訪花者に、ほとんど蜜や花粉の報酬を払わず、送粉を達成する「騙し花」など、随所に興味をそそられます。最終章は、未来を暗示させます。
地元の小さな公立図書館に、この本が2冊蔵書されていることから、このサイトでも関心を持つ人が少なからず存在すると思い紹介させていただきました。読んでつまらなかった時は睡魔が襲い、安眠をお約束します。(^_-)-☆
ひたすら羊の数を数える眠れない夜、雨の日のために、あなたがお気に入りの本や音楽も教えてください。おねがいします。 (^.^)/~~~
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
ネコマルさん おはようございます。
ホントに「絶対的送粉共生」「送粉系群衆」とかの熟語の他に、初めて聞いた単語が沢山でてきます。
「虫癭花」「性的擬態花」「送粉ネットワークのモジュール構造」「負の頻度依存選択」 など 字面から想像できない熟語が盛りだくさんあります。最初の「癭」はコブで、チュウエイカと読むのか、虫こぶ花と読むのかよくわかりません。電子辞書のIMEのオプションでやっとこさ漢字がみつかりました。
でもこの本の執筆中に著者の中学生の息子さんが原稿にダメ出しし、それを受けて著者は、一般読者の視点で指摘を受けた。と述べています。難しいことも、分かりやすく表現されている理由がここにあります。(^.^)/~~~
2021/8/18 07:43
Michaelさん こんばんわ ご紹介いただきありがとうございます。
若い頃は「人生を楽しむ、死ぬための時間はたくさんある」と思っていましたが、今は「私は死ぬまで生きるつもりだ」とか「配偶者や友人でさえ、互いの葬式には参列することができない」と思う生活リアリストです。若い人の死について語る資格はないようです。
死の前に人は平等ともいいますが、災害ボランティアに参加して見た光景はそのようなものではありませんでした。死を意識して生きることも、生を意識して死ぬことも持続は難しく重いことだと思います。
2021/8/19 00:15
ハッチ@宮崎さん おはようございます。
「世界一美しい昆虫図鑑」ご紹介いただきありがとうございます。(^.^)/~~~
いや~添付いただいた写真、この図鑑の表紙を見ただけでワクワクします。早速図書館で貸し出し申請します。また眠られなくなりそうです。(^_-)-☆
2021/8/19 05:43
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
おはようございます。
眠りたい夜にも起きて読みそうな内容です。
絶対的送粉共生とか送粉系群衆などの単語良いですね。
2021/8/18 06:22
こんばんは(^^)
お疲れ様です^^
私は寝付けないと言う事がほぼ無いのですが…^^;
昆虫や植物とは関係の無い読み物ですが…
息子の陸上競技の先輩のブログを良く拝見しております。
山口雄也さんのヨシナシゴトの捌け口
若くして故人となられた方のブログなのですが現在も閉鎖されておりません。
生きるとは何かと…大人として考えさせられるブログです。
2021/8/18 22:17
ハッチ@宮崎さん
昆虫て、こんなに美しいのですね。
いつもねずみ色の私、秋物は、昆虫に負けない様に、瑠璃色、玉虫、色てんとう虫、状態の、上着探してます見ます。50歳若返ります。
楽しく成りました
2021/8/19 09:27
金剛杖
大阪
よちよち歩きの老人
スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地内古墳から自然巣からの分蜂入...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ネコマル
愛知県
ニホンミツバチはペットではありません。2016年春の分蜂終わった時期外れの6月に待ち箱ルアーを初設置、入居確認は10月で蜂群規模から8月か9月に入居したのでしょ...