エキノコックス症について(愛知県衛生研究所のHPより 家畜保健衛生所ではありません)https://www.pref.aichi.jp/eiseiken/5f/echinococcus.html
もうご存知かもしれません。野外で活動する機会の多い養蜂者に老婆心ながらお知らせします。出典はヤフーニュースです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiimasumi/20210903-00256093
「平成26(2014)年3月に愛知県の知多半島にある阿久比町で捕獲された野犬から、愛知県内では初のエキノコックスが検出されました。その後も本年まで継続して確認されています。北海道ではエキノコックスはキツネや犬など寄生していますが、それでお隣の青森でエキノコックスが発見されたのではなく、遠く離れた愛知県で捕獲された野犬において、犬のエキノコックス症が確認されました。なぜ、愛知県の知多半島なのかわかっていません。研究がすすむと理由がわかるかもしれません。」とのことです。
念のため下記の愛知県衛生研究所のHPで、誤報でないことを確認しました。https://www.pref.aichi.jp/eiseiken/5f/echinococcus-dogs.html
記事には知多半島のキツネには触れていません。私を始めとして所属のハチ会の複数の会員が知多半島でキツネを目撃していることから、キツネも宿主の一つと推測します。予防対策一つとして、川や井戸の水、野山の山菜などをそのまま摂取しないとなっていますが、野犬、キツネや野ネズミが周辺に出没する畑の野菜や果物も同じことだと思っています。少し前までは知多半島では、キツネは絶滅したと言われていました。野生動物や野犬は、遠距離の移動も可能なことから県内の他市町村や近隣県も心配です。私の住む愛知県知多半島は、小学校の教科書の「ごんぎつね」で、お馴染みの児童文学者 新美南吉の生地です。キツネに親和性もあり、北海道の一地域の病気だという認識で、病気への警戒心も薄いように感じています。
コロナ禍と同様に、「何事も正しく恐れること」、過剰反応はストレスとなると言われています。この匙加減が難しいですね。バランスが大事かもしれません。ニュースの文末も「人と動物に共通する感染症ですが、科学的な知識を持ち適切に予防すれば人への感染の危険性はありません。」と記してありました。m(__)m