諸般の事情で、自宅待機時間が長くなりました。この機会にQAでご紹介のあった記事を参考に、「巣板挟み吊り具」をつくってみました。ちょっと長いので、仮称を「巣板クリッパー」とします。以下の参考記事を書かれた、お二方には、御礼申し上げます。(^.^)/~~~
参考記事
「我が家に日本ミツバチがやってきた」高文研 P194
https://38qa.net/blog/167767
https://38qa.net/blog/161804
最初に作った物は、金網をU字形に曲げて、巣板を包むものでした。これは良い物ではありませんでした。今回教えていただいたものを作ってみましたが、いまだ出動の機会がありません。上手くできたかよくわかりません。下の操作は、過去の巣落ち、自然巣保護の助手の経験から推測しました。
1.現場で巣板を切り離すと同時に貯蜜域を切除、別の容器に分けて回収する
2.巣板を巣箱やクリッパーからはみ出さないよう整形
3.巣板クリッパーに挟む
4.フリッパーを巣箱に収容
以上が主な作業手順と推測します。
作ってから気がつきました。この一連の動作を考えると、ひょっとしたら「割りばし&輪ゴム」といったシンプルな造りが、より汎用性や操作性が高いのでは? 夏季の巣板が軟弱な結果、巣落ちとしたことを考慮すると、軟弱な巣板にクリッパーが効くのか? また、時期や場所により切り取った巣板から蜜が滴り落ち、スズメバチや、盗蜜を誘うことはないのでしょうか? 待ち箱に使用するのは、冷凍した巣板と聞いていますが、溶けたらどうなる? 極端に言えば、巣箱の壁に巣板を預ければ、クリッパー不用? 色々と使わない内から考えてしまいます。(/ω\)
作成したものは以下の写真のようなものです。左上から 左回りで
❶割りばしフリッパー(実際は重箱の一辺より少し短い木片)&輪ゴム(ピンク紙上)
❷分割合体型フリッパー(オレンジ紙上)
❸巣枠のトップバーのみ上記❷と交換し付け替え、巣枠フリッパー(レット紙上)
「やって見れば分かる」と笑われそうです。自然巣保護等の機会は限られます。やる前のイメージトレーニングです。
お暇な方、そうでない方、経験が豊富な方、経験がない方も、こんな悩み解決の方法を、お聞かせください。待ってます~ (^_-)/☆~~~